「薬」「薬局」って英語でなんて言う?

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海外にいる時に急に熱が出たり、風邪をひいたり、頭が痛くなったりしたことはありませんか?
普段使っている薬を持ち歩いていれば焦ることはないですが、海外で薬を買わないといけなくなったらどうしますか?

また、海外旅行の時に持っていく「市販薬」や「お医者さんが処方してくれた薬」も英語でどう言うのか気になりませんか?

そこで今回は、これだけ知っておけば安心という【薬にまつわる英語表現】を2回にわたってお届けしたいと思います。

「英語でどう言えばいいのか分からない…」という不安を解消してしまいましょう!

この記事の目次

「薬」は英語でなんて言う?

まずは「薬」という単語は絶対に覚えておきたいですよね。最もよく知られているのは、

medicine

だと思います。例えば、

  • I forgot to take my medicine this morning.
    今朝、薬を飲み忘れました

みたいな感じですね。同じような意味で “medication” も使われます。

  • Are you taking any medication?
    何か飲んでいる薬はありますか?
  • I’m on medication for high blood pressure.
    高血圧の薬を飲んでいます

特に上の文章は病院に行ったらよく聞かれるフレーズで、今この瞬間ではなく継続的に飲んでいる薬があるかどうかを聞く時によく使われるフレーズです。

drug” も “medicine” と同じ意味で使われますが「違法ドラッグ」の意味もあるので、自分から積極的に使う必要はないかもしれませんね。

さらに、そんなに深刻ではない病気や痛みの治療に使う「薬」は “remedy” で表すこともあります。”cold remedy(風邪薬)” みたいな感じですね。

Pills

また、普段の会話では「薬」と言わずに「錠剤」を表す “tablet” や “pill” で済ませることもありますよ。

  • I’m taking tablets for high blood pressure.
    高血圧の錠剤を飲んでいます

「薬局」は英語で?

日本では「薬局」を「ドラッグストア」と呼ぶことも多いと思いますが、ニュージーランドでは、

pharmacy

chemist

と呼ばれています。

病院のカウンターで薬をもらえることはまずないので、処方箋(prescription、script)を “pharmacy/chemist” へ持って行って薬を受け取ります。そこでは薬剤師さんが調剤してくれますが、市販薬や化粧品・コンタクトレンズ用品・日用雑貨も置いていたりします。

読者の方々からもらった情報によると、イギリスでは薬局を “chemist store/shop、chemist’s、pharmacy” と呼び、アメリカでは調剤薬局が “pharmacy” で、市販薬や雑貨も取り扱っているところは “drugstore” と呼ぶことが多いようですよ。”drugstore” はアメリカ英語なので、イギリス英語圏のニュージーランド・オーストラリアでは使われません。

↓ドラッグストアのチェーン店「Chemist Warehouse」はニュージーランドにもあるので、私もよくお世話になっていました。

Chemist Warehouse

「薬の分類」もいろいろある

次は、病院で処方してもらった薬なのか、市販されている薬なのかを表す時に役立つ表現を紹介します。知っておくと海外旅行で荷物検査の時などに意外と役立ちますよ。

  1. 処方箋薬:prescription medicine/drug/medication
    お医者さん(または看護師・助産師など)に処方箋を書いてもらって出してもらう薬です。”prescribe” は「処方する」という意味。
  2. 一般に買える市販薬:over-the-counter(OTC) medicine/drug
    処方箋・薬剤師の判断なしで誰でも買える薬。一般的な風邪薬や痛み止めなど、スーパーで買える市販薬はこれにあたります。
  3. 薬剤師しか販売できない薬:pharmacist-only medicine
    薬局でのみ販売されている薬で、スーパーでは売っていません。処方箋なしで買えますが、薬剤師さんに相談して適切と認められないと買えません。注意が必要な薬や量がたくさん入っている薬などがこれにあたり、購入履歴が記録されます。

ここでは、ニュージーランドの例を紹介しましたが、3番はもしかすると国によって表現が違うかもしれません。

今回は「薬」にまつわる知っておきたい知識やボキャブラリーを紹介しました。以下のコラムでは海外で市販薬を買う時に役立つ、症状別の薬の英語表現を紹介しています。「風邪薬」「解熱剤」「頭痛薬」「痛み止め」「咳止め」「漢方薬」「軟膏」といった具体的なボキャブラリーを知りたい方はこちらもぜひご覧ください!↓

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