「酉年」は英語で?”chicken year” じゃないよ

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2017年になって早くも数日が経ちましたが、今年は「酉(とり)年」ですよね。

干支(十二支)って、年賀状を書く時や元旦ぐらいしかあんまり意識しないですが、この「酉年」って英語でどう表現するのでしょうか?

「とり」と言えば、”chicken” や “bird” を思い浮かべる方も多いと思いますが、”chicken year” でも “bird year” でもないんです。

「酉年」って英語で何て言う?

西洋には日本のように十二支の考え方はありませんが、”the Chinese Zodiac” と言えば分かってもらえるかもしれません。

これは地域や人によるところが大きいと思いますが、私の住むニュージーランドには中国の人も多く、”Chinese New Year(旧正月)” には大きなイベントがあったりして「酉年」などの動物を使った表現を知っている人は私の周りにはわりと多いように思います。

では、その「酉年」は英語でどう表すかというと、一般的には “the Year of the Rooster” と言います。

でも、”rooster” って普段あんまり耳にしない単語だと思いませんか?
“rooster” とは、Cambridge dictionaryによると、

an adult male chicken

と書かれています。
「酉年」を英語で表すと、なぜか「雄鶏(おんどり)の年」になるんですね。

他の「とり」を表す単語じゃダメ?

実は「おんどり」を表す単語がもう一つあるのを知っていますか?

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それは “cock” です。

ニワトリの鳴き声「コケコッコー」の英語として有名な “cock-a-doodle-doo” は「おんどり(cock)」の鳴き声です。
ちなみに「めんどり(hen)が鳴く」のは “cackle” や “cluck” で表すようです。

Rooster

ちょっと話が逸れましたが、”rooster” も “cock” も「雄鶏」なら、”the Year of the Cock” でも良さそうですよね。

これも間違いではないようですが、実はあんまり使われません。
さらに、”cock” にはスラングで男性器という意味があるので、特にアメリカ英語では避けられる単語になってきているようです。

「酉年」に “bird” や “chicken” は使わない?

そもそも「酉」という漢字は普段使わないですよね。この「酉」とはWikipediaによると、

「緧({糸酋})」(しゅう:「ちぢむ」の意味)で、果実が成熟の極限に達した状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の鶏が割り当てられた。

だそうです。他にも諸説あるようですが「酉年」と言えば「にわとり」のことなので “the Year of the Bird” とは言わないんですね。

じゃあ、”chicken” はどうでしょうか?

“chicken” も「にわとり」ですよね。「鶏肉」という意味もありますが、「にわとり」という意味では「雄鶏」「雌鶏」関係なく使えます。

そもそも「酉年」は「雄鶏年」ではないので、個人的には “the Year of the Chicken” が一番しっくりくるような気がしますが、これも残念ながらあまり使われません。

「酉年」は “the Year of the Rooster”

ということで「今年は酉年です」は “This year is the Year of the Rooster” が最も一般的な表現となります。
では、本年も日刊英語ライフをどうぞよろしくお願いいたします!

■年始の挨拶に、こちらもお役に立てるかもしれません↓

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