知らないと分かりにくい、こんな “after” の使い方

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今日は、私がニュージーランドに来てから初めて知った、面白い “after” の使い方のお話です。

“What are you after?”
この意味、分かりますか?

こんな “after” の使い方は学校でも習わなかったし、参考書でも見かけたことがなかったので、私はこれを初めて聞いた時には頭の中が真っ白になりました・・・

でも、この表現はニュージーランドではとってもよく耳にするんです。
覚えておくと会話でも役に立つかもしれませんよ。

“after” の一般的な使い方

“after” は基本の単語ですよね。意味も皆さんご存じの通りです。

“I ate ice cream after dinner.” は「夕食後にアイスクリームを食べた」ですね。
“I’m available any time after 5pm.” は「5時以降ならいつでも空いてます」という意味です。
道を相手に譲る時に使う “After you.” というのもありました。

“after” は基本的に「〜の後に(で)」を表す時に使いますよね。

でも、それでは “What are you after?” の意味が分かりません。
「あなたは何の後で?」と意味不明になってしまいます。

“after” には何か違う意味がありそうですね。
すこし想像してみてから読み進めてください。

シチュエーションで想像してみる

“What are you after?” は、これだけ聞くと分かりにくいですが、使われているシチュエーションが分かれば少し理解しやすくなると思います。

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こんな “after” は、カフェやレストラン・ショップなど、カジュアルな接客のところでよく使われます。ちょっと例を挙げてみましょう。

例えば、カフェではお店に入ったら “Hi guys. What are you after? lunch?” と聞かれることがあります。

バーのカウンターで注文の順番待ちをしていると、バーテンダーさんは “What are you after?” と聞いてきます。

以前、電気屋さんで何気なくカーナビコーナーを見ていた時にも、店員さんに “Are you all right? Are you after a GPS?” と話しかけられたこともありました。

どうですか?これらの “after” の意味はなんとなく想像できましたか?

正解は・・・

“What are you after?” は「何を探してるんですか?」「何が欲しいのですか?」という意味で、飲食店やショップよく使われる表現です。

さすがに高級レストランで聞くことはないと思いますが、ニュージーランドではフレンドリーでカジュアルな接客のカフェやレストランでよく耳にします。

では、辞書にはどんなふうに載っているのでしょうか?
オックスフォード現代英英辞典の “after” には、こんなふうに書かれてあります。

trying to find or catch somebody/something
・The police are after him.
・He’s after a job at our place.

「〜を求めて・追い求めて」というのが本来の意味なんですね。

お客さんがカフェに入ってきた時に、店員さんが “What are you after?” と聞いて、お客さんが “I’m after a take away coffee” と返したりします。

また、洋服屋さんに行って「ジーンズを探してるんです(欲しいと思っているんです)」と言いたい時には “I’m after a pair of jeans” と、ここでも “after” が使えます。

そして、こんな “after” が使われる場所はお店に限らず、何か探し物をしていると、”What are you after?” と聞かれることもあります。「何探してるの?」という感じですね。

Looking for gators.....

簡単な単語の意味が分からない!

皆さん、文章に使われている単語一つ一つの意味は分かるのに、文全体では意味が分からない・・・という経験はありませんか?

私の場合は、この “What are you after?” が、まさしくそうでした。
最初に聞いた時は「え・・・?」と頭の中が真っ白になりました。

それぞれの単語はめちゃくちゃ簡単です。でも、全体の意味が分からないんです。
こういう場合は、その中の「よく知っている単語」が自分の思っている意味とは全く別の意味で使われている、ということがよくあります。

その意味を知らないと、どんなに推測しても分からなかったりして厄介なのですが、一度知ってしまえば、これほど使える表現はないです。
なぜなら、どれも自分がすでに知っている単語だからです。

以前にも書きましたが、ネイティブは意外と簡単な単語で会話をしています。

会話では自分の知っている単語をいかに使いこなすかが重要になってきます。
知っている単語の違う使い方をマスターできれば、自分の表現の幅がまた一つ広がりますよね。

“What are you after?”

この表現、ニュージーランドではとってもよく耳にするのですが、他の英語圏ではどうなのかがよく分かりません。(オーストラリアでは使われているようです)

もしこれを読んでいただいている方で、英語圏の国にお住まいの方がいらっしゃれば「この国・地域でも使うよ!」など、コメントを残していただけると嬉しいです。

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