“Thank you”と”Please”の大切さ

「ウィルドゥー」ってどんな意味?
日本人が陥りがちな間違い “can” と “do”
“Thank you”と言われたらなんて返しますか?

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この間、カフェでコーヒーを飲んでいたのですが、座っていた席がたまたまレジの近くでした。

そこで読書を・・・と思って本を開いてみたものの、次から次に入って来るお客さんと店員さんとの会話が耳に入ってきてなかなか集中できません。

そこで、お客さんと店員さんのやり取りを何気なく観察していると、あることに改めて気付いたんです。

それは、”Thank you” と “Please” の大切さでした。
今日はちょっと基本に戻ったお話です。

とにかくよく使われる

英語圏で生活をされたことがある方はすでにお気付きかもしれませんが、英語では “Thank you” と “Please” を耳にしない日はないぐらい、この2つは日常的にとてもよく使われます。

第1回目のコラム《ワンランク上のThank youの使い方》でも少し触れましたが、日本語では「ありがとう」という場面で「すみません」と言うこともありますよね。

でも、英語で「ありがとう」は “Thank you” であり、”Sorry” ではありません。

また、日本語ではわざわざ「ありがとう」と言わないような場面でも英語の “Thank you” は使われたりと、とにかく “Thank you” の出番が多いんです。

そして、それと同じぐらい “please” もよーく使われます。

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なぜ同じぐらい頻繁に使われるんでしょうか?

今日はカフェで聞こえてきた会話から、この “Thank you” と “please” の大切さを見直したいと思います。

まずは “Thank you”

皆さん、”Thank you” って使ってますか?

『使ってるよ!何かしてもらったら “Thank you” って言ってるし』という方も多いと思います。
確かに、何かしてもらったら “Thank you” と言うのは最低限のマナーだと思います。

では、それ以外ではどんな時に使っていますか?
断る時にも “thank you” をちゃんと使えてますか?

「◯◯要る?欲しい?」と質問されると、頭では分かっていても、つい “Yes” や “No” だけで答えてしまうことも多いですが、”No” と言う場合にも、その後ろに “thank you” を使いたいですね。

私がカフェで観察してした時も、店員さんが「レシートいりますか?」と毎回お客さんに聞いていたのですが、「いらないよ」と言うお客さんでも、ちゃんと “thank you” と言っていました。

“No, thank you” ではなく “No, I’m all right” や “No, I’m good” を使っているお客さんもとても多かったのですが、いずれにしても最後に “thank you” や “thanks” をくっつけることが多いです。

そして “please”

では皆さん、”please” は普段どんな時に使っていますか?
「please = どうぞ」だと思っていませんか?

「ここに座っていいですか?」「どうぞ」という場面の「どうぞ」で “Please” と言ってしまいそうになりますが、ここで “Please” はあまり使われません。

丁寧な “please” は「どうぞ」だと思われがちですが、実は日本語にはあまり登場しない「お願いします」という意味で使われることの方が断然多いんです。

Please

例えばお店で何かを注文する時、日本語では「◯◯ください」と言いますよね。「ください」に “please” の意味が含まれているので、わざわざ「◯◯ください。お願いします」とは言いません。
あるいは、家で親に「お茶飲む?」と聞かれたら「うん、飲む」と返すこともあります。「うん、飲むよ。お願いします」とはあまり言いませんよね。

でも英語では、こんな場合には “please” を付けるのが基本中の基本なんです。
日本ではあまり知られていないように感じますが「◯◯要りますか?」の答えが “Yes” の場合にはほぼ100%、”Yes, please” が使われるということです。

子どもが “Yes” とだけ答えると、親はたいてい「pleaseは?」と言って、子どもに “Yes, please” と言わせます。

それぐらい “Yes, please” は当たり前なんです。

何が言いたいのかというと

上で、”Thank you” と “please” は同じぐらい頻繁に使われる、と言いました。

それは、上のようなシチュエーションで “No” には “thank you”、”Yes” には “please” が必ず使われるからなんです。

日本で英語を習う時には、当たり前ですが “Thank you” と “please” は別々のものとして「ありがとう」と「丁寧に言う時に使う単語」と習います。

でも、”No, thank you.” と “Yes, please.” という使われ方にスポットを当てた時には、全く別々のものではなく、意味は対極ながらも両方ともとてもよく使われる基本のフレーズなんです。

簡単すぎて何を今さらという感じですが、日常会話の基本中の基本として “No, thank you.” と “Yes, please.” を見直していただくきっかけになればいいな、と思います。

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