「さっき」って英語で何て言う?

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この間、日本語で会話していた時にふと思ったことがあります。
日本語って「さっき」という言葉をよく使いませんか?

「さっき食べたところ」「さっき帰ってきたところ」「さっき電話したよ」など、会話の中によく登場します。

「2時間15分前に電話したよ」と厳密に言わずに「さっき電話したよ」で済ますことも多いと思います。

そんな「さっき」を表す言葉って、英語にもあるんでしょうか?

「さっき」って何?

「さっき」は漢字で「先」と書くそうです。意味は皆さんご存じのとおり「先刻、さきほど」です。

では、どんな時に「さっき」という言葉を使いますか?

「10分前」「3時間前」などのように、具体的な時間を言わないで漠然とした「少し前の時間」を表したい時ですよね。

英語でも毎回毎回 “ten minutes ago”、”three hours ago” などとキッチリ言う訳ではありません。

英語にも「さっき」のような漠然とした言い方があるんです。では、以下の文章を英語にしてみましょう。

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『さっき到着したばっかりです』
『ジョンならさっき見かけたよ』
『さっき電話した者ですが』

どうでしょう?これだけで英語にできますか?
「さっき」は「さきほど」という意味でしたが、これらの文章だけではどれぐらい前かは分かりません。

同じ「さっき」でも、どれぐらい前かによって使う表現が微妙に変わってきます。

「今さっき」「ついさっき」

「今さっき」という「さっき」は、多くの場合が “just” で表わされます。

「さっき到着したばっかりです」は、”I’ve just arrived.” と言ったり “I arrived just now.” と言う人もいます。

イギリス英語圏では完了形が好んでよく使われますが、アメリカ英語では後者のように単純に過去形で表すことも多いそうです。

また、”a minute ago” などを使ってもいいかもしれません。

英語では “a second” や “a minute” で「少しの時間」を表すので、”arrived a minute ago” は「1分前に到着した」と言うよりも「さっき到着したばっかり」というニュアンスになります。

もっと漠然とした「さっき」

「今さっき」ではない、漠然とした「少し前の時点」を表す「さっき」もあります。

そんな時には “a while ago” や “a little while ago” が使われます。

「彼はさっき出て行きましたよ」は “He went out a little while ago” と表すことができます。
「彼女はさっきここにいましたよ」は “She was here a little while ago” と言えますね。または、”She was here not long ago” と言う人もいると思います。

この “a little while ago” や “not long ago” は、時間ははっきり覚えてないけど「さっき」といったようなニュアンスで使われることもあります。

sunset

また、日本語の「さっき」は、わざわざ「3時間前」などと限定して言う必要はなかったりする時にも使える便利な表現ですよね。

例えば、よく使うのが「さっき電話したのですが」「さっき彼とも話したのですが」「さっきはごめん」などという「さっき」。

こんな時には “earlier” がとてもよく使われます。

“I called earlier (today)”
“I talked to him earlier,”
“Sorry about earlier”

のように表されますが、この “earlier” は会話では本当によく出てくる表現です。
“As I said/mentioned earlier” で「さっきも言いましたが」なんていう場合にも登場します。

あやふやな「さっき」という感覚

日本語でもそうですが、10分前のことを「さっき」と言う人もいれば、3時間前のことを「さっき」と言う人もいます。

また「さっきも言いましたが」の「さっき」と、3時間前に電話した「さっき電話したのですが」では、同じ「さっき」でも時間の長さに幅があります。

なので「さっき」という言葉自体は便利な反面、とってもあやふやな表現なんです。
「今から◯時間前までのことには “a little while ago” を使う」といったような決まりはありません。

日本語でも英語でも「◯分前」や “◯ minutes ago” などと、はっきり言った方がいい場合もあります。

でも、それほど時間をはっきりさせなくてもいい場合やはっきり覚えていない場合などには、今日紹介した “a little while ago” や “earlier” が役立つので、ぜひ使ってみて下さいね。

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