英語っぽいのに通じない単語たち11 ホテル編

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ひそかにご好評いただいている和製英語のシリーズです。

11回目の今回は、海外で役立つ「ホテル編」をお届けします。

ホテルの和製英語と言えばアレ、という定番のものから、ホテルでよく起こるアクシデントの時に使ってしまいがちな和製英語まで、今回も役に立つこと間違いなしです!

和製英語の定番「フロント」

ホテルの「フロント」と言えば、日本語ではすっかりお馴染みですよね。

カウンターにも「フロント」と書いてあったりするし、”front” というちゃんとした英単語もあるので、ついつい海外でも “front” と言ってしまいがちですが、これは和製英語です。

ホテルの「フロント」は、英語では “reception” もしくは “front desk” と言います。

「フロントで待ってます」のつもりで “I’ll be waiting at the front” などと言ってしまうと、正面玄関と勘違いされることがあるので注意してくださいね。

「フロント」は “reception” か “front desk” を使いましょう。

「ビジネスホテル」を英語で言うと?

日本にはたくさんある「ビジネスホテル」。

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部屋が狭くて設備も最小限。でも、宿泊料金が安いのでビジネスで利用する人に限らず、とにかく安く泊まりたいという時には便利ですよね。

実は、この「ビジネスホテル」も和製英語なんです。

とにかく「安い宿」という意味なら “budget hotel” や “cheap accommodation” などと言いますし、”motel” は大抵 “hotel” よりも安いことが多いです。

日本のビジネスホテルを知らない海外の人に “business hotel” と言うと、ビジネス用の大きな会議室やホールなどの施設を備えているゴージャスなホテルと勘違いされることがあります。

実際に、とある英語のサイト内の “World’s best business hotels” には、ペニンシュラやフォーシーズンズホテルなどの超高級ホテルが名を連ねています。

日本のビジネスホテルを想像しながら “I’m staying at a business hotel” と言って通じたとしても、相手は日本の「ビジネスホテル」を想像しているとは限りません。

「モーニングコール」も和製英語

これも和製英語としてよく知られているかもしれません。

「モーニングコール」とは、指定した時間(朝)にレセプションから部屋にかけてもらう電話のことですよね。

「モーニング」も「コール」も英語なのに、「モーニングコール」になった途端、通じない和製英語になってしまうんです。

英語では「モーニングコール」ではなく、”wake-up call” と言います。
そう言われてみれば「起こしてもらう電話」そのままの英語ですね。

「明日の朝7時にモーニングコールをお願いします」は “I’d like a wake-up call at seven tomorrow, please” と言えばOKです。

「インロック」「インキー」は英語なの?

ホテルのカギを部屋に置いたまま外に出て、カチャっとドアが閉まってから「ハッ!鍵がない…」と焦った経験はありませんか?

そうなったらレセプションに伝えて鍵を開けてもらうしかないですよね。
そんな時、日本語なら「インロックしてしまいました」と言うことが多いと思います。

鍵を部屋に “in” した状態で “lock” してしまったので「インロック」ですね。日本語では「インキー」ということもあります。

では、海外のホテルでも “in lock” や “in key” で通じるのでしょうか?

locked

恐らく通じないと思います。「インロック」も「インキー」も和製英語です。

そんな場合、英語では「鍵が中にある」ではなくて「私が閉め出された」という表現をすることが多いんです。これを英語にしてみましょう。

正解は “I’m locked out” です。

日本語では鍵に焦点を当てて表現するのに対して、英語では自分に焦点を当てるという違いが面白いと思いますが、もし自分がその状態になってしまったら、そんな悠長なことは言ってられません。

レセプションに行って “I’m locked out” と言って助けてもらいましょう。

「カードキー」は英語でも “card key”?

カード式の鍵のことを「カードキー」と言いますよね。

これ、私はニュージーランドに来て気付いたのですが、こちらでは “card key” ではなく “key card” と呼ぶことが多いような気がします。

辞書には “card key” も載っているので間違いではないと思うのですが、”card key” と言って通じなかったことがありました。
その時は “key” と言い換えると “Oh, key card!” と言われたので、それから “key card” と言うようにしています。

今回紹介した「フロント」を表す “reception” や「ビジネスホテル」を表す “cheap accommodation” などは結構使う表現なので、海外に行った際に使ってみて下さいね。

「英語っぽいのに通じない単語」シリーズ

こんな感じで、英語っぽいのに通じない単語たちを少しずつ紹介しているこのシリーズ。

次の「通じない単語たちシリーズ12」は、意外とたくさんある、車にまつわる和製英語です↓

■■シリーズを通して読んでみたい方は、こちらからどうぞ!

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