アイスバケツチャレンジにチャレンジする?

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[このコラムは2014年8月27日に書かれたものです]

最近、毎日のように目にする「アイスバケツチャレンジ」という文字。
賛否両論が飛び交っていますが、今日は賛成・反対というお話ではありません。

色んなところで「◯◯さんがアイスバケツチャレンジにチャレンジしました」という文章を目にすると思います。

でも「チャレンジにチャレンジする」というのはちょっと変だと思いませんか?
実は「チャレンジする」は、使い方によっては和製英語のニュアンスが入ってしまうんです。

今日は「チャレンジする」は英語で何て言うのかを始め、海外のALS ice bucket challengeの動画の中でよく耳にする英語表現を学んでみたいと思います。

「チャレンジする」

日本語にすっかり浸透している「チャレンジする」という言葉。
「今年は英語にチャレンジする」「マラソンにチャレンジしたい」と言っても違和感はありませんよね。

でも、これをそのまま “I’m going to challenge English” や “I’m going to challenge a marathon” と言っても通じないと思います。

それは、英語の “challenge” と日本語の「チャレンジする」はちょっと意味が違うからなんです。

日本語の「チャレンジする」は「何かちょっと新しい事をやってみる」という意味で使われることもありますが、こういう場合は英語では “try” を使うことが多いです。

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では “challenge” はどういう意味かと言うと、オックスフォード新英英辞典では

1: dispute the truth or validity of
2: invite (someone) to engage in a contest

となっています。英和辞書では

1: 異議を唱える、(妥当性を)争う
2:(人)に挑む

と書いてあります。

“challenge” を動詞で使う場合には、2番の「人に挑む」という意味でよく使われます。

海外のALSバケツチャレンジの動画にも必ず出てきて、誰かに挑戦状を叩き付けるというイメージで “I’m going to challenge ◯◯(人の名前)” という風に使われています。

ここでは、聞きとりやすいビル・ゲイツ氏のアイスバケツチャレンジから引用してみましょう。(45秒あたりから再生されるように設定されています)

「アイスバケツチャレンジにチャレンジする」

では「アイスバケツチャレンジをする」と言うのは、英語ではどんなふうに表されるのでしょうか。

チャレンジをする人は、誰かに “challenge” された人です。
なので「挑戦を受ける」と言う表現が動画ではよく使われています。

FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は “◯◯(人の名前)challenged me to the ALS ice bucket challenge” と言った後で “I accept your challenge” と表現しています。

他にも、上に出てきたビル・ゲイツ氏や、amazon.comのCEOであるジェフ・ベゾス氏は “I wanna accept this challenge” や “I accept ◯◯(指名してきた人)’s challenge” という言い方をしています。

他にも “take on” や “take up” という動詞を使う人もいます。

その他、動画によく出てくる単語

上の動画の中でビル・ゲイツ氏も言っていますが、チャリティーの話になると、よく出てくる単語があります。

それが “cause” という単語です。

“for a good/great cause” というフレーズでよく使われ、日本語にしにくいのですが「もっともな(正当な)理由があることの為に」や「いいことの為に」といったニュアンスになります。

ビル・ゲイツ氏は “It’s a great cause” と言い、ジェフ・ベゾズ氏も “It’s really for a great cause” というフレーズを使っています。

次の人を指名する時の定番フレーズ

自分が次の3人を指名したところで、いつもお決まりのフレーズが出てきます。

「24時間以内にアイスバケツチャレンジをするか$100寄付するか」というセリフです。

ここでのポイントは「24時間以内に」です。
これを英語にすると、どんな表現になると思いますか?

“within 24 hours” という表現が使いたくなりますよね。
もちろんそれでもいいと思います。でも、他にもシンプルな表現ができるんです。

“You have 24 hours” これでOKです。上の二つの動画にも出てきてますよね。

この “You have ◯◯(時間・分)” は、クイズ番組などでもよく使われます。

日本語では「与えられた制限時間は3分」と言うので “You are given” と言いたくなってしまいますが、これもシンプルに “You have three minutes” と言います。

今回は、海外のアイスバケツチャレンジの動画の中でよく使われていて、他のシチュエーションでも役に立ちそうな「英語表現」をお届けしました。

特に日本語の「チャレンジする」は、そのまま “I challenge …” と言ってしまいそうになるので、ご注意ください!

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