「ランチは12時からです」を英語で言うと?

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「ランチは12時からです」「バーゲンは1月2日からです」「映画は7時からです」のような「◯時から」「◯日から」という表現って、普段からよく使いますよね。

特に会話の中で使うことが多いと思います。

例えば、アルバイトのシフトで「◯◯ちゃんは今日、仕事3時からだよ」みたいな感じですね。

こんな「◯時から」という表現、あなたならどんなふうに英語で表現しますか?

この記事の目次

「◯時からです」を英語で言うと?

まずは、今回のタイトルの「ランチは12時からです」という表現を見てみましょう。

海外旅行に行って、お昼前にお腹が空いたので、カフェに入って「ランチやってますか?」と尋ねたら「ランチは12時からです」という返事が返ってきたとします。

この「ランチは12時からです」を英語にすると、どんな表現を思い付きますか?

  • Lunch is from 12.

を思い浮かべた人もいると思います。「〜から」は “from” で表すことができますよね。ただ、私がニュージーランドで一番よく耳にするのは、

  • Lunch starts at 12.

のような “start” を使った表現です。直訳すると「ランチは12時にスタートします」ですが、意味は「ランチは12時から」と同じですよね。

では、他にどんな表現があるでしょうか?

私は上の “from” と “start” を使った言い方ぐらいしか知らなかったのですが、私の周りのネイティブはちょっと違った言い方もするんです。

“until” を使ってみよう

ネイティブがよく使う表現とは “until” を使った表現です。

日刊英語ライフではこれまでにも “until” を何度か取り上げてきましたが、最も基本的な意味は「〜まで」ですよね。ある時点まで何かがずっと継続している場合の「〜まで」が “until” です。

例えば「ランチは2時までです」はランチが2時まで継続しているので “Lunch is until 2.” となります。

では「ランチは12時からです」を “until” を使って言うと、どうなると思いますか?

© nzlife.net

答えは…

  • Lunch doesn’t start until 12.
    ランチは12時からです

です。この “not … until 〜” という表現、日本語ではこういった言い方をあまりしないので、なかなかスッと出てこないかもしれません。

“not … until 〜” で表す「〜から」

「〜から」という日本語に固執してしまうと、思い浮かびにくい “not … until 〜” ですが、私の周りのネイティブは本当にとてもよく使っています。

例えば、以前の職場では同僚あてに電話がかかってくることがよくありました。

その人のシフトを見て、まだ仕事に来ていない時間だと「彼は2時から仕事だよ」と答えるのですが、私はいつも “He starts at 2 today.” と言っていました。

ところがある日、ニュージーランド人の同僚が電話に出て、

  • He doesn’t start until 2.
    彼は2時から(仕事)だよ

と答えているのを見て「ほー、そうやって言うのか」と発見したんです。それ以降、耳を澄ませて聞いていると “not … until 〜” の表現は、いろんな場面でとてもよく耳にします。

“not … until 〜” の使い方

例えば、旦那さんが家に帰ってきたのが朝3時だったとしましょう。

それを誰かに「帰ってきたのは朝の3時だったのよ!」と話す時に、”He came home at three in the morning!” とも言えますが、

  • He didn’t come home until three in the morning!

もナチュラルな表現です。

また、私の友人に子どもが産まれて、その人と話していた時に「8週目からつわりで気持ち悪くなった」と言っていましたが、これも、

と表現していたんです。

何かがある時点までずっと起こっていなくて、ある時点で起こる・始まるという場合に “not … until 〜” がとてもよく使われます。

日本語にするといまいちピンと来ない

「朝3時まで帰って来なかった」は日本語でも耳に馴染みやすいですが、「ランチは12時まで始まりません」「彼は2時まで仕事を始めません」などは、日本語にすると違和感がありますよね。

こんな場合、日本語では「◯時から」という言い方に変わってしまうので、それを直訳して “not … until 〜” ではなく “from 〜” を使うことが多くなりがちです。

でも、実際には “not … until 〜” が使われる場面も多いので、次に「〜から」という表現をする時には、ちょっと意識してみて下さいね。

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