ナッツをめぐって機内騒然。そのワケは?

“I’m sorry to be late” は使わない?
日本語にしにくい単語 “available”
“finish” を使わずに「終わらせる」を英語で

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[このコラムは2014年12月11日に公開されたものです]

今回のコラムは、最近のニュースから。

ここ数日のニュースで話題となっている大韓航空ですが、ニュージーランドの新聞社The New Zealand Heraldのサイトでも取りあげられていました。

その記事のタイトルがなかなか興味深かったので、そこからの英語にまつわるコラムをお届けします。

どんなニュース?

ご存じではない方もいらっしゃるかもしれないので、まずは軽くニュースの内容を紹介しましょう。

ニューヨークから仁川空港へ向けて飛び立とうとしていた大韓航空機のビジネスクラスに乗っていたのは、大韓航空CEOの娘で同社の副社長も務めるHeather Choさん。

その彼女が、機内で出されたナッツをめぐって激怒・怒鳴り散らし、客室乗務員を飛行機から降ろさせるために、すでに動き出していた同機はターミナルへ引き返し、結果遅延が発生した、というのが簡単な概要です。

なぜナッツごときで彼女は激怒したのでしょうか?

報道によると、大韓航空のビジネスクラスではナッツを提供する際、お客さんに必要か尋ねてからお皿に載せて提供するのがマニュアルらしいのですが、彼女は事前に尋ねられず、お皿にも出さずに袋のまま提供されたということです。

このニュース、なぜこのコラムで取りあげるのか、理由は記事のタイトルにあります。

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“nuts” のもう一つの意味

私が見た新聞記事のタイトルは「Korean Air exec goes nuts over nuts」です(現在はサイトからは削除)。
私は、この記事のタイトルを見た瞬間「上手い!」と叫んでしまいました。

何が上手いのでしょうか?
ポイントは “nuts” です。

実は英語の “nuts” には、木の実の「ナッツ」とは違う意味もあるんです。

Honey plus nuts

それは、英英辞典には《informal》と書かれていますが、形容詞で “mad” や “crazy” という意味があるんです。

“nuts” で “nuts” になる?

“Korean Air exec goes nuts over nuts”。これがニュース記事のタイトルでしたね。

“exec” とは “executive officer” や “executive” の略で「幹部、取締役、重役」を表します。

そして、”go nuts” で “go mad” や “go crazy” という意味になり、何をめぐって “go crazy” になったかと言うと “over nuts” です。

“crazy” の “nuts” と、食べるナッツ “nuts” が上手にかかっていますよね。

英語のニュース記事では、こんな感じの言葉遊びもよく見られるので、そんなところも勉強になります。反対に言葉遊びの意味が分からなければ「?」しか生まれませんが(笑)

“nuts” = “crazy” は覚えるべき?

“nuts” が “crazy” という意味もあるなんて、知らなくても日々の生活には特に問題は無いと思います。

でも、こういったスラングのような単語も知っておくと今回のように何かの役に立つこともあります。

“nuts” のように、普段はあまり使うことはないかもしれないスラングや単語も、意味だけは知っておいて損はないです。例えば “Are you nuts?” と言われたら “crazyなのか?” と言われていると理解できますよね。

ただし、使い方をよく知らない場合は気軽に使わない方が無難かもしれないので、使う際には少し注意が必要ですね。

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