“go” の読み方は「ゴー」じゃなかった?!

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今回は久しぶりに発音のお話です。

タイトルにもある “go”。
「読み方は?」と聞かれたら「ゴー」と答える人が多いと思います。

では “no” はどうでしょうか?
これも誰もが知っている単語で「ノー」と読みますよね。

でも、実は「ゴー」でも「ノー」でもなかったんです。

この記事の目次

英語の発音について

まずは、英語の発音のことについてちょっとだけお話を。

今回は発音のお話ですが、私は英語でコミュニケーションするにあたって発音が全てだとは思っていません。

私自身も完璧な発音からは程遠い英語を話していると思います。
そもそも正しい発音って何?というぐらい、いろんな人がいろんな訛りのある英語を使って生活しています。

英語はコミュニケーションの手段なので、日本語訛りでもフィリピン訛りでもインド訛りでも恥ずかしがることはありません。伝えることが大切なんです。

それでも「一生懸命英語っぽく言ってもなぜか伝わらない!」ということってありませんか?

今回はそんな時にちょっと思い出して欲しい、豆知識のようなお話です。

“go” と “no” の読み方は?

さて、冒頭の話題に戻りましょう。”go” と “no” の読み方のお話でしたね。

何を隠そう、私も “go” は「ゴー」、”no” は「ノー」と読んでいました。
でも、ニュージーランドに来て周りのネイティブの発音を聞いているうちに「違う」と感じ始めたんです。

そして決定的に違うと感じたのは、とってもよく使う “Hello” の発音でした。
自分が発音する “Hello” と、ニュージーランド人の発音する “Hello” は全然違ったんです。

では、実際に “go”、”no”、”Hello” はどんな発音なのでしょうか?
簡単にするために、読み方を敢えてカタカナで書いてみましょう。

“go” は「ゴゥ」、”no” は「ノゥ」、”Hello” は「ハロゥ」です。

「オー」と伸ばすのではなく、小さい「ウ」が最後に入る「オゥ」というカンジです。
Cambridge Dictionaryではイギリス英語・アメリカ英語両方の発音を確認できます。各リンク先のスピーカーのマークをクリックして下さい(gonohello

これらは「ゴー」「ノー」「ハロー」でも相手に伝わると思いますが、単語によってはちゃんと「オゥ」を発音しないと伝わりにくいものもあるんです。

GO

「オゥ」を意識したい単語たち

「ゴー」「ノー」「ハロー」と同じように、伸ばして発音してしまいがちだけど、実は「オゥ」と発音する単語は他にも、めちゃくちゃたくさんあります。

少しだけ書き出してみましょう。便宜上カタカナで読み方を書きますが、発音はリンク先のCambridge Dictionaryで確認して下さいね。

  • so「ソー」ではなく「ソゥ」
  • know「ノー」ではなく「ノゥ」
  • snow「スノー」ではなく「スノゥ」
  • most「モスト」でも「モースト」でもなく「モゥスト」
  • road「ロード」ではなく「ロゥド」
  • over「オーバー」ではなく「オゥヴァー」
  • phone「フォーン」ではなく「フォゥン」
  • notebook「ノートブック」ではなく「ノゥトブック」
  • photo「フォト」ではなく「フォゥトォゥ」

中には「オゥ」を意識して発音しないとすごく伝わりにくい、もしくは伝わらない単語もあります。例えば、こんな単語たちです。

  • 手紙を「投函する」post
  • 乗り物の「ボート」boat
  • 洋服の「コート」coat
  • 「骨」bone
  • 「お札」note

そして、食べる「トースト(toast)」も発音は「トースト」ではなく「トゥスト」、コカ・コーラの「コーク(Coke)」も「コゥク」と言わないと伝わりにくい単語です。

馴染みある単語ほど発音はおざなりに

今回のコラムに出てきた単語はどれも、みなさんお馴染みの単語だと思います。
でも、そういう単語に限って今さらわざわざ辞書で発音を調べたりしないですよね。

それでも伝わる単語はそれほど気にしなくていいと思いますが、どうも伝わりにくい単語だったり、いつも聞き返される単語があれば、もう一度辞書を引いて発音を確認してみるのもいいかもしれませんね。

■カタカナ英語と発音についてはこちらのコラムでも取り上げています↓



■イギリス英語とアメリカ英語の両方の発音がチェックできる、オススメの英英辞書アプリはこちら↓

■イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いはこちら↓

■実は、会話でめちゃくちゃ大切なのは「アクセント」です↓

■どうしても発音が通じない場合は、こんな機転も大切です↓

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