カタカナ英語とはイメージが違う単語 “snack”

クリスマスにストッキングを飾る謎
“easy” を使わずに「簡単な」を英語で
“busy” を使わずに「忙しい」って言えますか?

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このシリーズでは、日本語でもすっかり浸透している英単語なのに、実は海外ではちょっと違う意味で使われている単語を紹介しています。

前回はカタカナ英語とはイメージが違う単語 “candy” というコラムをお届けしましたが、今回は “snack” です。

「スナック」と言われると、どんなものを思い浮かべますか?

日本語で言う「スナック」

英語の “snack” がどんなものか紹介する前に、まずは日本語の「スナック」について考えてみましょう。
カウンター越しにママさんがいる「スナック」ではなく、食べるほうの「スナック」を想像してくださいね。

例えば、スーパーで売っている「スナック」ってどんなものがありますか?ポテトチップスやカールのような袋菓子を思い浮かべた人が多いと思います。

食べ過ぎるとお母さんに怒られたり、美味しいけど、どこか体に悪い印象がありますよね。

私も「スナック」に対してずっとそんなイメージを持っていたので、英語で “snack” と言われた時に相手と話が噛み合ない、ということが起こりました。

“Do you have any snacks?”

以前私が働いていたニュージーランドの温泉宿にはカフェが併設されていて、飲み物だけでなくちょっとした食べ物も提供していました。

カウンターにはクッキーやチョコレート、マフィン、ポテトチップスなどのスナック菓子類が置かれ、小さなショーケースの中にはサンドイッチやパニーニ、ケーキなどがディスプレイされていました。

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お客さんはカウンターで注文するのですが、夕方ぐらいになると “Do you have any snacks?” と聞いてくるお客さんがたくさんいたんです。

私は「あぁ、ちょっと小腹を満たしたいのかな」と思い、”Yes, we have crisps.(イギリス英語でポテトチップスのこと)” と言いながら袋菓子コーナーを指差すと “Um…” と迷って、ショーケースの中を見てから、驚きのひと言を発するんです。

“Oh, you have sandwiches! Can I have one of those?”

「スナックある?」と聞いておきながら、ポテトチップスどころか、サンドイッチやパニーニなどを注文するお客さんが多くて、私は混乱してしまいました。

“snack” って何?

「スナック=ポテトチップスなどの袋菓子」と思っていた私は、なぜお客さんがお菓子ではなくガッツリした食べ物を注文するのか分からず、辞書で “snack” を調べてみました。

すると、オックスフォード新英英辞典にはこんなふうに書いてあったんです。

a small amount of food eaten between meals.
a light meal that is eaten in a hurry or in a casual manner.

なるほど。英語の “snack” とは日本語で言う「間食」や「サッと食べれる軽食」という意味合いだったんですね。

これで “snack” と言いながらサンドイッチを買う謎が解けました。

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© Raleene Cabrera

他にもある意味の似ている単語

英語の “snack” は日本語の「スナック」よりも、かなり広い意味を持っています。

スナック菓子類は “snack” になり得るけど、それだけが “snack” ではないんです。間食のおやつ、食事と食事のあいだの小腹を満たすちょっとした軽食もひっくるめて “snack” と呼びます。

他にも “refreshments” という単語もありますが、これは

a light snack or drink

という意味合いで、飛行機の中やイベント会場などで使われることが多く、飲み物やちょっとしたお茶菓子といったニュアンスになります。

また、「かじる」という意味の動詞 “nibble” の名詞の複数形で “nibbles” には、

small savoury snacks, typically eaten before a meal or with drinks

という意味があり、フィンガーフードのようなおつまみ的なものを指すことが多いです。こちらは “savoury” なので甘いお菓子などは含まれません。

“snack” と合わせて “refreshments”、”nibbles” なども知っておくと、どこかで役に立ちますよ!

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