今日の「名言で学ぶ英語」はアインシュタインの名言を紹介します。
アインシュタインと言えば、舌を出した写真があまりにも有名ですね。
彼はドイツ生まれの物理学者で、一般相対性理論などを提唱した20世紀最大の物理学者であり、現代物理学の父とも呼ばれています。
今日はアインシュタインが残した名言「人生には2つの生き方しかない。1つはまるで奇跡など存在しないかのように生きること、そしてもう1つはすべてが奇跡であるかのように生きることだ」の原文を紹介します。
今日の「名言で学ぶ英語」
There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.
人生には2つの生き方しかない。1つはまるで奇跡など存在しないかのように生きること、そしてもう1つはすべてが奇跡であるかのように生きることだ
よく選択肢が2つしかないとき、今回の名言で使われている”One is …, the other (one) is …(1つが…、そしてもう1つが…)”という表現をよく見かけますね。
例えばこんな使い方をします。
You have 2 options for breakfast this morning, one is a scramble eggs with some roast vegetables, the other one is a fried eggs with grilled hams
今朝の朝食は2種類からお選びいただけます。1つはスクランブルエッグとローストした野菜、そしてもう1つは目玉焼きとハムのグリルです。
そしてもう1つの表現”as though”は”as if”と同じ意味で「まるで〜であるかのように」という意味です。口語としては”as if”のほうがよく使われます。
“as if”を使った例文としてこんな例えがあります。
“He looks as if he knows the answer”と”He looks as if he knew the answer”
どちらの訳も「彼は答えを知っているように見える」なんですけど、”he knows the answer”は「彼は答えを知っていて、そう見える」時に使う言い回しで、”he knew the answer”と過去形の場合は「彼が答えを知ってるかはわからないけれど、答えを知っているように見える」という微妙な違いが生まれてきます。
今回のアインシュタインの名言の場合は、”The other is as though everything is a miracle”と”is”が使われているので、「奇跡があることに疑いがない」という信じる気持ちが伝わってきますね。
それでは今回紹介した3つの単語の意味を踏まえてもう一度名言を読んでみましょう。
There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.
人生には2つの生き方しかない。1つはまるで奇跡など存在しないかのように生きること、そしてもう1つはすべてが奇跡であるかのように生きることだ
取り上げて欲しい名言募集中
「私この名言好きだから取り上げて欲しい」「意外と知られていない名言だけどいい言葉だからみんなに知って欲しい」などありましたら、ぜひ問い合わせフォームを使って投稿していただけたら嬉しいです。
「問い合わせ内容」のところに「名言の投稿」という項目があるので、そこを選らんでお送りください。