今日の「名言で学ぶ英語」もガンジーの名言を紹介します。
名言はできるだけいろいろな人のものを紹介しようと思っていたんですけど、今回は前回から引き続いてガンジーの名言を紹介します。
というのも、今回の名言は自分自身ちょっと違いがよくわからず、ネイティブの人に違いを聞いて「へーー!」となった話だったので、ぜひ皆さんとシェアしたいと思いました。
今日の「名言で学ぶ英語」
それでは今日の名言はこちらです。
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
“you were to die” とか “you were to live” って何となくわかるようなわからないような…?という方が多いかもしれませんね。
この言い回しが今回ネイティブの人から教わった言い回しです。
まずは順番を追って意味を見ていきましょう。
“Live as” や “Learn as” の “as” は「〜するように」という意味です。なのでここでは “Live as 〜” で「〜のように生きよう」、”Learn as 〜” で「〜のように学ぼう」という意味になりますね。
それでは “if you were to die” と “if you were to live” は何かというと、これは仮定です。
つまり全体を訳すと、
明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい
という意味になります。
ここで気になるのは「仮定法」で言うなら “Live as if you died tomorrow. Learn if you lived forever.” でも良さそうな気がしますね。”if you were to die” や “if you were to live” と何が違うのでしょうか。
これの違いをネイティブの人に聞いてみました。
すると、わかったことがありました。
“if you were to live” という文章は未来のことを仮定形にしているそうです。そして “if you lived” は現在の状況を仮定法で話しているわけです。
例えば
“if I had a baby” と言った場合は、今の状況を考えて話しているのに対して、”if I were to have a baby” の場合は、未来を想像しながら話していることになります。
今回のガンジーの名言の場合「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」というのは、現在はもちろん死ぬまでそうやりなさいという未来に繋がる話をしているので “if you were to die” とか “if you were to live” という言い回しが使われているということですね。
それでは今回の名言をもう一度紹介して今日の「名言で学ぶ英語」は終わりにします。
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
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