「ベビーベッド」「クーハン(クーファン)」は英語でなんて言う?

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赤ちゃんを寝かせる「ベビーベッド」。いかにも英語っぽいですよね。
でも実は、英語では別の呼び方をすることが多いんです。

そして、新生児の時期には「クーハン(クーファン)」を使う人もいますよね。

でも、この「クーハン(クーファン)」もおそらく英語では通じません。英語では何て言うのでしょうか?

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「ベビーベッド」は英語で “baby bed” じゃない?

「ベビーベッド」といえば、どんなものか想像できますよね。赤ちゃんが寝る、こんなベッドです↓

The Nursery - 284/365

“baby” も “bed” も英語なので、そのまま “baby bed” で通じそうですよね。

実際、”baby bed” でも通じなくはないと思いますが、英語ではこんなふうに呼ぶことが多いです↓

cot(イギリス英語)
crib(アメリカ英語)

もはや “bed” という単語すら使われていません。

  • My daughter screams as soon as I put her in the cot.
    娘はベビーベッドに寝かせるとすぐに泣き叫ぶ

みたいなことはよくありますよね(笑)。私は自分の娘が赤ちゃんだった頃、検診のたびに、

  • Does she sleep in her own cot?
    ベビーベッドに寝かせてる?

と確認されました。小さな赤ちゃんは大人と同じベッドで寝ると窒息死などの危険が高まるということで、”cot” で寝かせるように指導されたのを覚えています。

■”cot” には「ベビーベッド」以外の意味もあります↓

“bassinet” って何?

赤ちゃん用のベッドだけど、”cot” でも “crib” でもないものもあります。それは、

bassinet

です。この単語、見たり聞いたりしたことはありますか?

私はニュージーランドに来てこの単語を初めて知ったのですが、最初は「バシネット」ってすごい名前だな、と思いました。

“bassinet” とは、新生児の小さな赤ちゃんが寝る、下の写真(手前)のような小さいベッドのことを言います。

bassinet in it's temporary home before moving to the master bedroom

“cot” や “crib” は大きくて重いので動かすのは大変ですが、”bassinet” は小さいので部屋間を簡単に移動させることができたり、夜は親のベッドのすぐ隣に置いたりできます。

ものによっては、ゆりかごのように揺れる作りになっていたり、天蓋やフードがついていて赤ちゃんが眩しくないようになっているものも多いです。

家庭で使うもの以外にも、飛行機の機内の「ベビーベッド」も “bassinet” と呼ばれることが多いですよ。

「クーハン(クーファン)」は英語で?

日本では、新生児を寝かせる「カゴ」のことを「クーハン(クーファン)」と呼んだりしますよね。その「クーハン」は英語では、

Moses basket

と呼びます。下の写真の奥に写っているのが “Moses basket” で、持ち手がついているので持ち運べます。

Odlum guards the Moses basket

なぜ “Moses basket” という変わった名前なのかと言うと、「モーセ(モーゼ)の十戒」のモーセ(Moses)に由来しているんです。

モーセは赤ちゃんの時にバスケットに入れられてナイル川のほとりに置かれたという聖書のお話から、このような名前がついたということです。

ちなみに「クーハン」という呼び方はフランス語の “couffin” から来ているそうですよ。

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