「立ち往生、足止め」って英語で何て言う?

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思わぬところで足止めを食ってしまうことってありますよね。

交通機関のトラブルで足止めを食ってしまったり、大きな地震が起きた時には鉄道がストップして多くの帰宅困難者が出てニュースになりますよね。
また、冬は大雪のせいで高速道路で車が何台も立ち往生、なんていうこともありました。

そんな時によく使われる「足止めを食う、足止めされる、立ち往生する」の英語表現を今回は取り上げたいと思います。

この記事の目次

“stuck” で表す「立ち往生する、足止めされる」

「その場から身動きが取れなくなる、先に進めないでいる、はまっている」という意味でとってもよく使われるのが、

(be/get) stuck

です。「はまり込んで動けない」ニュアンスですね。

  • I‘m stuck in traffic.
    渋滞にはまっています
  • We got stuck in Sapporo.
    札幌で足止めを食った(立ち往生した)
  • I got stuck at the airport for five hours.
    空港で5時間も足止めを食った(立ち往生した)

のように使います。口語でもとってもよく使う表現です。
以前、台風の影響でタンカーが関西空港の連絡橋に衝突し、空港に多くの人が足止めされてしまった時には、

  • About 3,000 tourists were stuck overnight at Kansai Airport in western Japan −REUTERS

のように報道されていました。

“stranded” で表す「立ち往生する、足止めされる」

そして、ニュースや新聞でとてもよく使われる単語が、

(be) stranded

です。”stranded” とは、

a person or vehicle that is stranded is unable to move from the place where they are

(ロングマン現代英英辞典)

という意味で、”be stranded” で「立ち往生させられた→立ち往生した、足止めを食った」になります。

  • About 3,000 passengers were stranded overnight, some for more than 18 hours in terminals without power −BBC News

“stranded” は人だけではなく、クジラなどの海洋生物や船が座礁した時なんかにもよく使われる単語で、ある場所から動けなくなるというイメージですね。

“trapped” で表す「立ち往生する、足止めされる」

どこかの場所に閉じ込められる、という意味では、

(be) trapped

も使えますよね。”trap” は動詞で「(どこか危険なところなどに)閉じ込める」という意味があるので、”be trapped” で「閉じ込められた」になります。

特に、災害があったりして空港のような場所に乗客・従業員が閉じ込められるなんていう場合には、この “be trapped” がよく使われます。

  • An estimated 3,000 people were trapped at the terminal of Kansai international airport −The Guardian

他にも使える表現はある!

他にも、”have to spend (time)  in/at 〜” のように「〜で過ごさないといけない」も使い方によっては使えるかもしれませんね。

  • I will have to spend the night at work because the trains have stopped.
    電車が止まってしまったので、今夜は職場に泊まらないといけない

みたいな感じに言えば「足止めされた」のニュアンスは伝わると思います。

あとは、以前にもコラムで紹介した “be/get held up” を使って「立ち往生する、足止めを食う」を表すこともできますね!
例文やニュアンスなど、詳しくは以下のコラムをご覧ください。

災害時によく使われる表現

■「停電」「断水」の英語表現はこちら↓

■「地震」「避難する」など、災害時によく使われる表現はこちら↓

■「行方不明」「安否不明」の表現はこちら↓

■台風、ハリケーン、サイクロンの違いはこちら↓

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