名言で学ぶ英語|Great minds discuss ideas. Average minds discuss events. Small minds discuss people.

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今回はものすごく久しぶりに【名言で学ぶ英語】の復活です。

その理由は、私が少し前にズシッと心に刺さる名言に出会ったからです。なので、今回はその名言をシェアしたいと思います!

目次

名言で学ぶ英語『Great minds discuss ideas. Average minds discuss events. Small minds discuss people.』

今回紹介する名言は、

Great minds discuss ideas. Average minds discuss events. Small minds discuss people.

です。特に難しい単語は使われていないシンプルな文章ですが、これってどんな意味なのでしょうか?
捉え方は人それぞれだと思うので、今回は私が思ったことを書いてみたいと思います。

まずは、出てくる単語をひろってみましょう。

この “great/average/small minds” の部分は「偉人/凡人/愚人」のように訳されたりしますが、人をレベル分けしているのではなく、私は「どれぐらい深く考えるか」という「思考力」のことを言っているのではないかと思います。

なので、ここでの “〜 minds” は「〜な考え方をする人」というニュアンスに近いかと思います。

“discuss” は「話し合う、議論する」ですね。そして、”ideas”、”events”、”people”。これらは直訳すると「アイデア、出来事、人々」です。

では、この名言はどんなことを言っているのでしょうか?

この名言が言いたいこととは?

“great minds” と “average minds、small minds” との間には大きな違いがあります。それは、そこにあるものの何を見ているか、です。例えば何かが起こったとして、

Great minds discuss ideas.

とは「なんでそうなるんだろう?」から「どうしたらいいだろう?」というふうに、目に見えていることのさらに先を考えるということです。それに対して、

Average minds discuss events.

とは、現在すでに起こったことについて議論するものの、そこで思考が終わってしまっているということ。そして、

Small minds discuss people.

は、他人の一面だけを切り取って、自分の価値観でどうこうの話すのは思考が浅いということなのではないかと思います。

この名言を知って私が感じたのは、身の回りにはものすごい量の情報が溢れていて、世界のニュースもネットで簡単に知れるようになったけど、その先を自分の頭で深く考える機会って少ないなということです。

情報を積極的に集めて何となく知った気になって、そこから先の「なぜ?」「(問題解決には)どうしたらいい?」にまで視野・思考を広げることができていないなぁ…と反省しました。

この名言を残したのはエレノア・ルーズベルト

今回紹介した名言は、エレノア・ルーズベルト(Eleanor Roosevelt)さんによるものです。

ルーズベルトという名前からピンと来た方もいるかと思いますが、エレノア・ルーズベルトはアメリカの第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻です。

ルーズベルト大統領の12年間の任期中、政策に大きな影響を与えたとも言われる人物で、女性やマイノリティに関する進歩的政策は、ほとんどが彼女の発案によるものだったとも言われているそうです( Wikipediaより)。

ルーズベルト大統領の死後は国連のアメリカ代表を務め、世界人権宣言の起草・採択へ大きく関わったのも、このエレノア・ルーズベルトです。人種差別問題への取り組みや女性の地位向上ヘの活動に尽力したことで知られています。

今回紹介した名言以外にも数多くの名言を残している人物なので、また別の機会に紹介したいと思います。

それでは最後にもう一度、今回の名言を見なおしてみましょう。

Great minds discuss ideas. Average minds discuss events. Small minds discuss people. −Eleanor Roosevelt

■これまでに紹介した【名言で学ぶ英語】はこちらでご覧いただけます。

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