「ちゃんと座りなさい」
自分が子どもの頃、親によく言われたフレーズです。そして、今では自分が子どもに向かってよく言うフレーズです(笑)
では、これって英語でなんて言うのでしょうか?
娘の幼稚園で先生がよく使っているフレーズを中心にいくつか紹介します!
「座りなさい」を英語で
まずは、座らないといけない場面で「座りなさい」と言う場合には、
- Sit down, please.
です。ニュージーランドの幼稚園では、子どもたちはそれぞれが好きなことをして1日を過ごすことが多く、みんな一緒に同じことをするというのはあまりありません。
ただ、”mat time(マットタイム)” というものがあって、子どもたち全員を床に座らせて先生が話をしたり、絵本を読んだり、歌を歌ったりする時間があります。
そこでちゃんと座っていない子どもがいると、先生は、
- ○○(子どもの名前), sit down please.
と注意します。
「ちゃんと座りなさい」は英語で?
では、次は「ちゃんと座りなさい」です。
「ちゃんと座りなさい」と言うときって、椅子にきちんと座れていなかったり、だらしなく座っていたり、姿勢が悪かったりする時ですよね。そんな場合は、
- Sit properly, please.
- Sit up straight, please.
のように言うことが多いです。
“properly” は直訳すると「適切に」ですが「きちんと、ちゃんと」と言うような場合によく使われます。”It doesn’t work properly(ちゃんと動かないんだ)” みたいな感じですね。
なので、”Sit properly” で「きちんと座りなさい」になります。
そして “sit up” には「姿勢を正して座る」という意味があって、”sit up straight” は「背筋を伸ばして座る」を表すお決まりのフレーズです。背中が曲がってると親から、
- Sit up straight. Stop slouching.
背筋を伸ばして座りなさい
と言われたりします。”slouch” とは胸を張らずに猫背になって座っていたり立っていたりすることです。そして、
- Sit nicely.
は食事中などに「行儀よく座りなさい」といったニュアンスになります。
“Sit on your bottom.” ってどんな意味?
「ちゃんと座りなさい」と言うときに、もう一つよく使われるフレーズがあります。それが、
- Sit on your bottom.
です。”bottom” とは「お尻」のことで、直訳すると「お尻の上に座りなさい」になります。
これは「ちゃんとお尻をつけて座りなさい」という意味で、椅子の上で立ち上がっている子どもに注意するときに使ったり、先ほど出てきた “mat time” のように床に座らないといけないシチュエーションで立ち上がっていたり、膝立ちしたりしている子に対して、
- Sit on your bottom, please.
のように使うフレーズです。
■大人に対して「どうぞ座ってください」「おかけください」と席をすすめる表現はこちらで紹介しています↓
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