英語のピリオドの正しい使い方

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英語で文章を書くときに使うピリオド。当たり前すぎて特に意識せずに使っている人も多いかもしれませんね。

そこで今回は【ピリオドの使い方】をおさらいしたいと思います。

どんな時に使うのか、そして意外とややこしい文末のピリオドの使い方もあわせて紹介します!

「ピリオド」の使い方、呼び方

「ピリオド」がどんなものかは、皆さんご存じだと思います。

  • I work for a software company.
    ソフトウェアの会社で働いています

のように英文を書くときに「ここで文が終わりですよ」と、文の終わりを示す点「.」のことですね。 実はこの「.」は、アメリカ英語とイギリス英語で呼び方が違うんです。

period アメリカ英語
full stop イギリス英語

「.」を “period” と呼ぶほうが日本では馴染みがあると思いますが、それはアメリカ英語での呼び方で、イギリス英語では “full stop” と呼びます。

そんな「ピリオド/フルストップ」が使われるのは主に、

①文の終わり
②略語

です。まずは、略語で使われるピリオドから見てみましょう!

略語に使われるピリオド

ピリオドは文の終わり以外に、略語でも使われます。例を挙げてみると、

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  • Mr. / Mrs. / Ms.
  • Prof. / Ph.D. ← Professor / Doctor of Philosophy
  • A.M. / P.M. ← ante meridiem / post meridiem
  • B.C. / A.D. ← Before Christ / Anno Domini
  • St. / Dr. / Ave. / Rd. ← Street / Drive / Avenue / Road
  • Co. / Ltd. / Inc. ← Company / Limited / Incorporated
  • U.S.(A.) ← United States (of America)
  • approx. ← approximately
  • etc. ← et cetera ※ラテン語
  • i.e. / e.g. ← id est /exempli gratia ラテン語

などがあります。略語の全てにピリオドが使われる訳ではありませんが、上に挙げたものはピリオド付きでよく目にすると思います。

また、イギリス英語では略語のピリオドは省略されることが多いです。

  • Mr. → Mr
  • St. → St(道路標識では ST もあり)
  • a.m. → am

のような感じですね。ただ、”i.e.”、”e.g.” は常にピリオドがついている印象があります。

文末のピリオドの正しい使い方

では、次に文末のピリオドの使い方を見てみましょう。

文の終わりに付ければいいだけなので、簡単ですよね。
では、ここで問題です。以下の文章で正しいのはどれだと思いますか?

  1. She lives in the U.S..
  2. She lives in the U.S.
  3. The meeting starts at 10 a.m..
  4. The meeting starts at 10 a.m.

どれも文末にピリオドが付く略語が来ています。1と3は略語のピリオドと文末のピリオドで計2個のピリオド、2と4はピリオドが1つだけになっています。

これってどちらが正しいのでしょうか?
実は、こんな場合にはピリオドは1つでいいというルールがあるんです。なので、2と4が正解ということになります。

略語の後ろがピリオドではなくコンマ(,)の場合は、もちろんコンマが必要になりますよ(例:The meeting starts at 10 a.m., so please 〜)。

ピリオドは引用符(“ ”)の中?外?

では、またちょっと違うパターンの文末のピリオドを見てみましょう。

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引用符、またはクォーテーションマークと呼ばれる記号がありますよね。「“ ”」←こんなのです。

おもに、発言を引用するときに使われるのですが、この引用符が文末に来たときのピリオドの位置も確認しておきましょう。

以下の3つの文章のうち、どれが正しいと思いますか?

  1. John said, “I have to go now.
  2. John said, “I have to go now”.
  3. John said, “I have to go now..

ピリオドの位置が微妙に違っていますね。

まず、3は「なんか違うなぁ」と思った人もいると思います。引用符の「”」の直前と直後の両方にピリオドがついていますよね。これは正しくありません。

次は1と2の違いはどうでしょうか。ピリオドが引用符の中に入るのか、入らないのかの違いですが、この場合は1が正解になります。
(※イギリス英語では2を正解とする説もあるようですが、English Grammar in UseAdvanced Grammar in Useでは1を採用しているので、ここでは1を正解としました)

ただ、引用符の中が本来ピリオドが必要ではない場合(ピリオドが引用符の中身に属さない場合)は、ピリオドの位置がアメリカ英語とイギリス英語ではちょっと違ってきます。

ちなみに「“ ”」を “quotation marks(クォーテーションマーク)” と呼ぶのはアメリカ英語で、イギリス英語では “inverted commas” とも呼ばれ、ダブル(“ ”)ではなくシングル(‘ ’)が使われることが多いです。

こんなところにもイギリス英語・アメリカ英語の違いがあるんですね。

コンマに変わるピリオド

最後にもう一つだけピリオドにまつわるお話を。以下の2つのうち、正しいのはどちらだと思いますか?

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  1. “I agree.” Tom said.
  2. “I agree,” Tom said.

“I agree” というセリフの最後がピリオドかコンマ(, )かの違いです。

Tomが実際に言ったのは “I agree.” ですが、これを引用して上の文のように書く場合にはピリオドではなくコンマを使います。なので、2が正解ですね。

ちょっとややこしい感じもしますが、ニュースや洋書などのまとまった英文を読むときにちょっと注意して見てみてください!

もっと詳しく知りたい方は「punctuation rules English」などで検索すると、ピリオドやコンマなど句読点の使いかたを学べますよ。

ピリオドにまつわる英語コラムはこちら

■「10時半」の表記は「10:30」「10.30」どっち?違いはこちら↓

■ Mr/Ms/Miss などの敬称を使った宛名の書き方はこちらで詳しく紹介しています↓

■ am/a.m. や PM/P.M の使い方はこちらです↓

■”number” の略が「 No.」になるのはなぜ? “o” はどこから来たの?

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