“i.e.” と “e.g.” の意味と正しい使い方

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ネイティブも使い方をよく間違える、似ている略語に、

  • e.g.
  • i.e.

の2つがあります。使い方の例を挙げてみると、

  • Eat more foods that are rich in fibre, e.g. fruit, vegetables, and wholegrain breads.
  • Please wear appropriate attire to attend the ceremony, i.e. no shorts, t-shirts or sandals.

のように使われるのですが、”e.g.” と “i.e.” はそれぞれどんな意味で、違いは何なのでしょうか?

目次

「e.g.」の意味と使い方

まずは「e.g.」とは何なのか?から見てみましょう。
「e.g.」は結論から言ってしまうと、

for example(例えば)

という意味になります。なぜ “for example” が「e.g.」になるのかと言うと、これはラテン語の “exempli gratia” から来ているからなんです。

なので冒頭に出てきた例文は、

  • Eat more foods that are rich in fibre, e.g. fruit, vegetables, and wholegrain breads.
    食物繊維を多く含んでいる食べ物をもっと食べなさい。例えば、果物・野菜・全粒粉パンなど

という意味になります。文で説明されていることの「例」を挙げるときに「例えば○○(and △△)など」のように使います。

この例文では、食物繊維を多く含んだ食べ物の例が「e.g.」の後ろに来ていますよね。もちろんこれ以外にも食物繊維を多く含む食品はたくさんありますが、いくつかをリストアップしているわけです。

日本では、こんな「例えば」の意味で “ex” を使うことが多いと思いますが、英語では “e.g.” で略すのが一般的です。

書き方のバリエーションとしては(e.g. 〜)のようにカッコを使ったり、e.g., のように後ろにコンマが使われることもありますが、いずれにしても意味は変わりません。

書き言葉で使う略語なので、話すときには普通に “for example” や “such as” と言ったほうがナチュラルだと思います。

「i.e.」の意味と使い方

では、次に「i.e.」とは何なのかを見てみましょう。

冒頭に出てきた「i.e.」を使った例文をもう一度見てみると、

  • Please wear appropriate attire to attend the ceremony, i.e. no shorts, t-shirts or sandals.

となっています。これも先ほどの「e.g.」と同じように後ろに「i.e.」の後ろに例みたいなものがくっついているように見えますが、実はこれらは「例」ではなく「i.e.」の意味も「例えば」ではありません。

「i.e.」はラテン語の “id est” を略したもので、

That is(すなわち)

という意味になります。つまり、その文で言っていることをもっと明確に言い換えるときに使われるんです。

上の例文で言うと「セレモニーに出席するのにふさわしい服装」とはどんなものかを「i.e.」の後ろで言い換えているんですね。それは「つまり、短パン・Tシャツ・サンダルはダメですよ」ということです。

これも、i.e., のように後ろにコンマが使われたり、(i.e. 〜)のようにカッコが使われることもありますよ。

「e.g.」と「i.e.」の違いとは?

どちらもラテン語由来の略語で、何となく似ているのでややこしいですね。

ネイティブでも「e.g.」と「i.e」がこんがらがって間違って使っている人もいるので、もう一度違いをまとめてみましょう。

e.g.(例えば)→例をリストアップするときに使う
i.e.(すなわち)→明確な言葉で言い換えるときに使う

いろんな場面でとてもよく目にする略語なので、自分で使う機会のあまりない人も、見かけたらちょっと意識してみてくださいね。

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