住所・場所を表す前置詞 “in、at、on” の違いと使い方

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会社やお店・自宅の住所や場所を表すときに使う前置詞に “in”、”at”、”on” があります。

では、以下の文章を英語にするとどんなふうに言えると思いますか?

  1. 「私の職場は新宿にあります」
  2. 「私の職場は六本木1-1-1にあります」
  3. 「私の職場は青山通りにあります」

場所を表す前置詞 “in/at/on” は一見ややこしそうですが、ものすごくよく使うので、スッキリ使い分けられるようになりましょう!

この記事の目次

大きな範囲を表すのは “in”

まずは1番の「私の職場は新宿にあります」から見てみましょう。

「新宿」のような「(大きな範囲)の中にある」というニュアンスでは “in” が使われます。なので、

  • I work in Shinjuku.
  • My office is in Shinjuku.
    新宿で働いています(オフィスは新宿にあります)

のように言うことができますね。
場所を表す “in” は国・都道府県・市・町や村などの大きな範囲を指す「〜に、〜で」と、空間の「中に、中で」という使い方もあるので、

  • I grew up in a small town called ○○.
    ○○という小さな町で育ちました
  • I work in Roppongi Hills.
    六本木ヒルズで働いています
  •  Do you live in the van?
    その車の中で生活してるんですか?

のどれも “in” で表すことができます。

住所・特定の場所を表す “at”

at” はピンポイントの特定の場所を表すときに使います。”in” とは違って、限定されたもっと具体的な場所を表します。

なので「私の職場は六本木1-1-1にあります」のように住所を表す場合には “at” が使われます。

  • My office is at 1-1-1 Roppongi.
  • I work at 1-1-1 Roppongi.

もちろん、職場だけではなく自宅の住所や店の住所も “at” で表せますよ。

  • I live at 1-1 Maihama, Urayasu City.
    私は浦安市舞浜1-1に住んでいます
  • We’re at 2-7-15 Ginza.
    うちの店は銀座2-7-15にあります

そして、住所以外にも特定の場所を表す「〜で」には “at” が使われることが多いです。

  • He’s at work now.
    彼はまだ会社にいます
  • She moved to Tokyo to work at the head office.
    彼女は本社勤務になって東京へ引っ越した
  • We had dinner at a seafood restaurant.
    シーフードの店で夜ご飯を食べました

ただし、その場所と言うより、建物の中というニュアンスの場合には “in” の方が好まれます。例えば、

  • ‘I’m here! Where are you?’ −’I’m in the restaurant.’
    「着いたよ!どこにいるの?」「レストランの中にいるよ」

みたいな感じですね。

「〜通り沿いに」「〜に、〜で」を表す “on”

では最後に「私の職場は青山通りにあります」を英語で言うと、どうなるでしょうか?

実は、こんな「〜通り(沿い)にあります」には “on” が使われます。通りの上にある、というイメージですね。なので、

  • My office is on Aoyama Dori.
    私の職場は青山通り沿いです

となります。”on ○○ Street/Road/Avenue”、どれも “on” です。

また、ビルの「5階に」のような場合にも、

  • My office is on the 5th floor.
    私のオフィスは5階にあります

のように “on” を使います。これはとってもよく出てくる表現なので覚えておきたいですね。

さらに、場所を表す「〜で」で必ず “on” が使われる決まったものがあります。例えば、

  • I worked on a farm for three months.
    私は3ヶ月間、農場で働きました
  • We spent a week on Ishigaki Island.
    一週間石垣島で過ごしました

のように、”on a farm” や “on the island” は “on” で表す「〜で」の代表的なものです。

前置詞が苦手な人もいるかもしれませんが、イメージで捉えて、とにかく色んな例にふれることが大切かなと思います。

■日付や曜日、時間を表すときの “in/on/at” はこちらで紹介しています↓

■■その他、前置詞にまつわるコラム一覧はこちらからご覧いただけます。

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