“messy” の意味とは?”dirty” との違い

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前回のコラムでは「汚い」を表す英語表現をたくさん紹介しました。

そこに出てきた “dirty” と “messy” は「汚い」を表すときに本当によく使われる単語たちです。ところが「messy=汚い」というのはちょっと違うんです。

今回は “messy” の意味がイメージしやすいように、”messy” と “dirty” の違いを例を挙げながら紹介したいと思います。

目次

“messy” と “dirty” の意味と違い

冒頭で触れたように、”messy” と “dirty” はどちらも「汚い」を表すときには、こんなふうに使われます↓

  1. His desk is messy.
  2. His desk is dirty.

この二つの文章はどちらも「机が汚い」という意味ですが、それぞれが表していることは違います。

1の “messy” な机とは下の写真のような「ぐちゃぐちゃの雑然とした状態で汚い」という意味で、

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“dirty” なデスクとは、ホコリやゴミが溜まっていたり食べ物や飲み物などの「汚れがついていて汚い」デスクのことを表します。

つまり、基本的な使い分けはこういうことです↓

messy:ぐちゃぐちゃの、雑然とした
dirty:汚いものがついている

上の例はどちらも「汚い」と訳せてしまうのでややこしいですが、以下の二つはちょっと分かりやすいかもしれません。

“messy shoes” と検索してみると、出てくるのはこんな画像たちです↓

Black, White and Red

そして、”dirty shoes” はこんな感じです↓

“messy” は「ぐちゃぐちゃ」のイメージ

“messy” のイメージは何となく分かりましたか?

「ぐちゃぐちゃの」「散らかった」を表すのが “messy” なので、他にも “messy hair” といえば「ボサボサの髪」という意味です。汚れがついているわけではありません(”messy hair” はボサボサ髪以外にも、ちょっと崩した「無造作ヘア」「ゆるふわヘア」みたいな、ボサボサ風だけどかっこいい、みたいなニュアンスでも使われます)。

こんな、基本的には「ぐちゃぐちゃの」を表す “messy” は、実は子育てでとてもよく使う単語でもあるんです。

例えば、下の赤ちゃんの写真を見てみてください。食べ物で顔も手もエプロンも恐ろしいほど汚れていますが、こんな「ぐっちゃぐちゃになる」のを “get messy” と表すんです。

over m'n oren

そして、大人でも子どもでも食べ散らかしがひどい人のことを “messy eater” と表現します。ところが、”dirty eater” とは言いません。こんなところにも “messy” と “dirty” の違いがあるんですね。

“messy play” とは?

そして、子育ててよく耳にする “messy” といえば、”messy play” です。

自分に子どもが生まれてニュージーランドで子育てをしていて、とてもたくさん耳にした言葉なのですが、これってどんな意味だと思いますか?

これは、”messy” になる “play(遊び)” という意味で、例えば砂場で水を使って泥んこになる遊びや、絵の具にまみれてベタベタになったりする遊びのことを指します。

他には、少しさらっとしたスライムみたいな液体で遊んで全身ベッタベタになったり、上の子が通っていた幼稚園ではシェービングクリームを大きなテーブルに広げて盛大に遊ぶ、みたいな “messy play” もありました。もちろん子どもたちは髪の中までベッタベタです。

こんな「ぐちゃぐちゃになる遊び」のことを “messy play” と言います。大人からすると汚れる遊びをさせるのは敬遠してしまいがちですが、子どもにとってすごく大事な遊びとされています。

その理由は、”messy play” は “sensory play(感覚の遊び)” とも呼ばれていて、五感を刺激するので脳の発達にいい、指先のコントロールを学ぶことができる、クリエイティビティーが高まる、と言われているからです。

砂と水でぐちゃぐちゃになって遊ぶのも、五感を刺激するだけでなく、バケツや容器を使うことで量など数学の基礎概念を身につけることができたり、免疫力が高まるメリットもあると幼稚園の先生が言っていました。

子どもにとって大切な “Getting messy”

上の写真にも出てきたように、赤ちゃんは離乳食を始めてしばらくすると、食事をぐちゃぐちゃにして散らかすようになります。こんな時も “Let them get messy” とニュージーランドで教わりました。

大人にはぐちゃぐちゃにしているだけに見えても、子どもは手の感覚からたくさんのことを学んでいるそうです。汚れないようにキレイに食べさせたいのは大人の都合で、そうすることによって子どもの大切な学ぶ機会を奪ってしまうそうです。…とは言え、なかなか難しい時もありますよね。うちの下の子は手づかみ食べ期の真っ最中なので、床に米粒が散乱したり、大根がピューンと飛んで行ったりして毎食後 “messy” な床の掃除に追われています…。

今回は “dirty” と混同しやすい単語 “messy” についてお届けしました。
“messy” がもつ「ぐちゃぐちゃ」なイメージを掴めたでしょうか?”dirty” との使い分けに迷っている方のお役に立てたら嬉しいです。

■「汚い」を表すいろんな英語表現はこちらで紹介しています↓

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