病気が流行りやすいこのシーズン、皆さん元気に過ごされていますか?
私の住んでいる地域では残念ながらインフルエンザが大流行していて、小学校でも学級閉鎖が増えています。
友達や知り合いが風邪を引いたり病気だと聞いたら「早く良くなりますように」「早く良くなるといいね」「早く元気になるといいね」と言ったり、メッセージを送ったりしますよね。
今回はそんなときに役立つ英語表現を紹介したいと思います。
「早く良くなりますように」を英語で言うと?
私が体調を崩したときに友達からもらったメッセージを見直してみると、こんな言葉が多かったです↓
- I hope you feel better soon.
- I hope you get better soon.
- I hope you get well soon.
こんなふうに「〜になりますように」は “hope” で表します。その後ろは “feel better(今より気分が良くなる)”、”get better(今より良くなる)”、”get well(元気になる)” なんかがよく使われますよ。
市販のお見舞い用のグリーティングカードには “Get well soon” と書かれていることが多いですが、実際にニュージーランドで感じたのは「良くなる」には “feel better” という表現がとてもよく使われるなぁということでした。
友達とのカジュアルなメッセージでは主語の “I” を省略して “Hope you feel better soon.” のように書くことも多いですよ。他にも、私がよくもらったメッセージの中には、
- Hope you start feeling better soon.
- Hope you start to feel better soon.
のように “start” を使ったものもありました。直訳すると「良くなり始めますように」ですが、上の3つと特に大きく意味が変わることはないので、同じように使って問題ないと思います。
そして、相手の家族が病気の場合にももちろんこれらの表現は使えます。例えば、友達の子どもが熱を出していると聞いた時なんかは、
- Oh poor little thing. Hope she/he feels better soon.
かわいそうに。早く良くなるといいね
みたいに言うことも多いですよ。
いずれにしても “hope” の後ろは【現在形】になることに注意してくださいね。
「体調はどう?良くなってるといいんだけど」は英語で?
友達の具合が悪いと知っている時にはメールで「具合はどう?」「体調はどう?」と聞いたり、「良くなってるといいんだけど」と体調を思いやったりしますよね。次はこんな時に役立つ表現を見てみましょう。
まずは「具合はどう?」「体調はどう?」は英語でどう言うかというと、
- How are you feeling?
が定番の表現です。”How are you?” でも悪くはないですが、”How are you feeling?” の方が体調のことを聞いているニュアンスが含まれます。
そして「体調が良くなっているといいんだけど」と、相手の具合が良くなっていることを願うメッセージにもやはり “hope” が活躍します。
- I hope you’re feeling better.
のように現在進行形にして「体調が良くなっている」を表すんですね。
他にも「体調は少し良くなった?」と聞きたい時には、
- Are you feeling any better?
なんかもよく使われる表現です。”any better” は「少しは良く」といったニュアンスです。
「お大事に」他、病気の人にかける言葉
風邪や体調が悪い時に友達からもらって嬉しかったメッセージってありますか?
私はニュージーランドで語学留学を始めた頃、クラスメイトが風邪で休んだ時なんかにはメールで “Take care.” ぐらいしか送ってあげられませんでした。
それが長く住んでいると、自分が体調が悪い時にいろんな人からメッセージをもらうようになります。その中で私が嬉しかったのは、
- Can I get you anything?
- Let me know if you need anything.
- Is there anything I can do to help?
- Let me know if I can help with anything.
- Let me know if there’s anything I can do.
「何かいる?(必要なものはない?)」「何か私にできることがあったら何でも言ってね」といった内容のメッセージでした。
本当に助けてもらうようなことって実際には無かったりするのですが、こんな言葉をかけてくれるだけで嬉しかったです。そんなに親しくしているわけではない人でもこういった声をかけてくれるので、英語では定番の表現なのかもしれませんが、ただ “Take care.” と言われるだけよりもなんだかあったかく感じました。
もし周りに体調が悪い人がいて「英語でなんて言ってあげたらいいんだろう…」と迷うことがあれば参考にしてみてくださいね。
■「無理しないでね」「安静にしてね」の英語表現はこちらで紹介しています↓
■「体調が悪い」「体調がイマイチ」を英語で言うと?