“short” は「短い」だけじゃない

「問い合わせ」って英語で何て言う?
“opposite” よりナチュラルな「反対」「逆」
“lucky” と「ラッキー」は同じじゃない?

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簡単な単語を使いこなす。

これは会話上達のための大事なポイントの一つです。でも、これって簡単なようで意外と難しいんですよね。

今日のコラムで取り上げるのも、簡単な “short” という単語です。

よく知られた「短い」という意味以外でも日常会話でよく耳にするのですが、それはどんな意味なのでしょうか?

『私はどれだけ “short” ですか???』

今日はまず、ちょっと面白い動画を紹介したいと思います。

ニュージーランドのある金融機関が行った社会実験の動画なのですが、「Good Kiwis. Do they exist?(いいニュージーランド人は存在するのか?)」というタイトルの、見ていてあったかい気持ちになれる動画です。

舞台はスーパーマーケットのレジ。役者さん演じる年配の男性が困っているのを見た、後ろに並んでいるお客さんがターゲットです。

それでは、どうぞ↓

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いかがでしたか?全部のセリフが分からなかった方も、何が起こっているのかはなんとなく理解できたと思います。

それでは、”short” が持つもう一つの意味はすでにお分かりですね。

「不足した」をあらわす “short”

この “short” の使い方、オックスフォード現代英英辞典にはこう書いてあります。

not having enough of (something); lacking or deficient in

“short” はこの「十分持っていない=足りない、不足した」という意味でも会話によく登場するんです。

ビデオの中で出てきた “You’re $2 short” は「2ドル足りません」、”How much am I short?” は「いくら足りませんか?」という意味だったんですね。

「足りない」を英語で言うと?と言われるとちょっと悩んでしまいそうですが、実はこんなに簡単に言えてしまうんです。

でも、1つだけ注意したいポイントがあります。

日本語では「私は」という主語を言わず、単に「2ドル足りません」と言うので、英語にする時に主語が分からなくなったり、”short” をどう使ったらいいのか分からなくなってしまいます。

せっかく “short” が「足りない」という意味だと知っていても、それでは使える表現にならないので、この際 “I’m $2 short”、文章丸ごと覚えてしまいましょう!

こんなところにも “short”

突然ですが、ショートブレッドというお菓子をご存知ですか?
バターたっぷりのサクッとしたクッキーのようなものなのですが、実は私はショートブレッドが大好きなんです。

Shortbread could be taller

直訳すると「短いパン」というこのネーミングがずっと不思議でした。見たところ特に短いと感じることもない形なのに、何が “short” なんだろうと疑問に思っていました。

でも、”short” には「短い」「不足している」以外に、こんな意味もあったんです↓

containing a high proportion of fat to flour and therefore crumbly
(出典:オックスフォード新英英辞典

お菓子作りで “short” というのは、粉に対してバターなど脂分の割合がとても高く、ポロポロ崩れやすいようなものを指します。

“short dough” と言えば、カロリーを知りたくないほどバターなどの脂分が恐ろしくたっぷり入っている生地のこと。

ショートブレッドも小麦粉・バター・砂糖の割合が3:2:1と、かなりバターが多めですが、そのおかげでリッチな味&サクッとした食感になって美味しいんですね。

「短い」だけじゃない “short”

ちょっと話が逸れましたが、今回は誰もが知っている単語 “short” にスポットを当ててお届けしました。

「短い」という意味しか知らなかった方は、これを機にまずは “I’m $2 short” から覚えてみてくださいね。

また、それだけではなく、動画の中の「私が払うよ」と申し出る時の表現や他のやりとりも参考になる表現が多いので、もう一度じっくり見てみて実際の会話にぜひ役立ててください!

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