“I know イチロー” は仰天される?

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「イチローを知ってますか?」と聞かれたら、ほぼ全員の日本人が「もちろん!」と答えますよね。彼は日本だけでなく、アメリカでもかなり有名です。逆に、知らないほうが珍しがられます。

でも、アメリカ人に “I know イチロー” と言うと、相当うらやましがられるかビックリされます。

それは一体、ナゼなのでしょうか?

有名人じゃなければビックリされない?

試しに、アメリカ人の友達に “I know ◯◯” と、◯◯にその友達と共通の友人の名前を入れて言ってみたとします。もちろん全然ビックリされません。

せいぜい “I know!” と言われるぐらいです。突然何を言い出すんだ、頭がおかしくなったのかと言われるかもしれません。

では、その友達に “Do you know イチロー?” と聞いてみましょう。どんな返事が返ってくると思いますか?

有名人なので、もちろん “Yes!” と返ってくるに決まってますよね。
・・・でも、おそらく周りの人全員が “No!” と答えます。

何でみんなイチローを知らないんでしょうか?

理由はイチローにありました

ではなく、質問の仕方にありました。

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「〜を知っていますか?」を英語にして下さいと言われると、多くの人が “Do you know 〜?” を思い浮かべると思います。簡単な文章ですよね。

中学でも最初のほうに教わる文章で、逆に他には思いつかないぐらいです。

know it all

でも、実はこの “know” がクセものだったんです。基本中の基本の単語ですが、”know” の本当の意味は学校では教わらなかったかもしれません。

「know = 知っている」ではない?

これまで「know = 知っている」と理解してませんでしたか?それも間違いではありません。

ただ、一つ注意しなければいけないのが、今回のように人物に対して使う場合なんです。人物に使うときは「know = 知っている」では、厳密に言うと100点中50点しかもらえません。あと半分、何が足りないんでしょうか?

試しに英英辞書を引いてみましょう。いろんな意味がありますが、その中にこうあります。

have developed a relationship with (someone) through meeting and spending time with them; be familiar or friendly with

です。これでイチローの謎が解けました。

直接会ったり一緒に何かしたりして人間関係を築き上げた人にしか “know” は使えないんです。

なので、”I know イチロー” と言えるのはイチローの家族や友人、仕事関係の人ぐらいです。日本語で言うなら「私、イチローと知り合いだよ」ということです。そりゃ、ビックリされますよね。

Ichiro Suzuki

じゃ、正しくは何て聞けばいい?

日本語なら「イチローという人がいるのを知ってる?」という訳になります。

これを英語では “Do you know of イチロー?” と表現するんです。そうすると、ほぼ全員の人が “Yes!” と答える質問になります。

もしくは “Do you know about イチロー?” でも「イチローという人のことを知ってる?」なので、野球選手で、スゴい記録を持っていて…ということを知っている人は “Yes!” と答えるはずです。

“Do you know イチロー?” とうっかり聞いてしまった場合は “No, but I know of him.” や “I know about him” という答えが返ってくるかもしれませんね。

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