習うより慣れろ!意外と大切な英語の語順

“opposite” よりナチュラルな「反対」「逆」
“Sorry” って言われたら何て返す?
こんな時 “he/she” は使わない?

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今日は、私が先日目にした光景から、英語の「語順」のお話をしたいと思います。

先日スーパーで買い物をしていると、5歳ぐらいの男の子が半泣きになって一人で立っているのが見えました。

その横を通りがかった若い男性が、その子が迷子かもしれないと心配したようで「お父さんとお母さんがどこにいるのか分かる?」と話しかけていました。

この「お父さんとお母さんがどこにいるか分かる?」を英語にしたら、どうなるでしょうか?
お父さんは “dad”、お母さんは “mum” を使ってみましょう。

ポイントは語順です

「分かる?」は “do you know?”、「どこ」は “where”、「お父さん」は “dad”、「お母さん」は “mum” です。
(”mum” はイギリス英語表記で、アメリカ英語では “mom” と表記されます)

これを語順に注意して「お父さんとお母さんがどこにいるのか分かる?」という意味の文章にしてみましょう。

“Do you know where are your dad and mum?”
これでいいと思いますか?

ちょっと語順が違いますね。

“Do you know where your dad and mum are?”
今度こそ、これでいいでしょうか?

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これでも間違いではありません。正解です。
でも、迷子の男の子に話しかけた若い男性は、こうは言っていないんです。

「語順に注意して」と言ったのがポイントです。

「お父さんとお母さん」は英語で?

その男性は “Do you know where your mum and dad are?” と言っていたんです。

これ、何が違うのか分かりましたか?

“your dad and mum” ではなく、”your mum and dad” なんです。

「そんなのどっちでもいいじゃん」と言われると、そうかもしれません。
“dad and mum” と言う人もいるかもしれません。でも、”dad and mum” はちょっと耳馴染みが悪いんです。

例えば、日本語で「父と母を紹介します」と言うところを「母と父を紹介します」に変えると、どうですか?

間違いではないし、意味も分かりますが「父と母」の方が圧倒的によく使いますよね。女性差別とか、そんな話ではありません。

日本語でも「上下」とは言いますが「下上」とは言わないのと同じです。
英語にも、パターン化した自然な語順というものがあります。

語順が違うと不自然に聞こえてしまうのですが、逆に言えば、いつでもその順番で使われるので、フレーズとしてまとめて覚えてしまえばいいんです。

「語順が決まっているもの」どんなものがある?

「いつも語順が同じもの」は結構あります。

“mum and dad” 関連で、まずは男女を表すフレーズから見てみましょう。

まずは皆さんご存じ「紳士淑女の皆さん」は “ladies and gentlemen”、そして「新郎新婦」は “the bride and bridegroom” です。

これらは女性が先にきていますが、いつもそうとは限りません。

First look, walking to see groom for the first time in dress. - Brookgreen Gardens, Murrells Inlet

「夫婦」は “husband and wife”、「兄弟姉妹」は “brothers and sisters”、「男女」は “men and women”、「少年少女」は “boys and girls” です。

これらは男性が先で日本語と同じなので迷うことはないと思いますが、逆に言ってしまうと少し不思議な響きになってしまいます。

「白黒」「南北」「前後に」

その他にも、語順が固定化しているものは生活の中に潜んでいます。

ご存じの方が多いかもしれませんが、語順が決まっているものとして「白黒」は定番ですよね。”black and white” と、日本語とは逆になります。

「南北」は英語では “north and south”、「東西」はそのまま “east and west” です。

「野菜と果物」は “fruit and vegetables”、「前後に」も “back and forth” となり、日本語とは語順が反対です。「飲食業界」も “food and beverage industry” と「食」が先にきます。

かと思えば、日本語と同じ語順でいつも固定の言い方もあります。

「塩コショウ」は “salt and pepper” で “pepper and salt” とは言いませんし、「ナイフとフォーク」も “knife and fork” です。”fork and knife” とは言いません。

語順が決まっているものは耳で覚える

“ladies and gentlemen” はこれでフレーズとして耳に馴染んでいるので “gentlemen and ladies” は不自然に聞こえますよね。

このような「いつも語順が決まっている表現」は、なぜそうなるのか理屈で考えてもどうしようもないので、何度も口に出して、耳で覚えるしかありません。

ニュージーランドで人気の “fish and chips” は、これ自体で料理名なので “chips and fish” と言う人はいませんが、それぐらい「一つのもの」として、上に挙げたような他の表現も覚えてしまうと、より自然な伝わる表現になると思います。

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