「見る」だけじゃない英語の “watch”

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先日、道を歩いていたら、道路脇に置かれていたある手書きの看板が目に入ってきました。

そこには “watch” という単語が使われていたのですが、”watch” と言えば「見る」以外にどんな意味を思いつきますか?

実は「見る」だけではなく、”watch” は違う意味でも日常の生活によく登場する単語です。
どんなふうに使われるのか、そして手書きの看板には何と書いてあったのでしょうか?

そもそも “watch” とは?

“watch = 見る” と覚えている方も多いと思いますが、ただ「見る」という意味ではありません。

オックスフォード現代英英辞典に、

to look at somebody/something for a time, paying attention to what happens

と書いてあるように “paying attention” が “watch” のとっても重要なポイントです。ただ「ボーッと見る」のではなく「注意して見る」のが “watch” です。

「私のカバン(が盗られないように)見ておいてくれる?」も “Can you watch my bag?” と言ったりしますが、これも「注意して見ておいてね」ということです。

そんな “watch” のイメージが出来ていると、私が街で見かけた看板の意味はすんなり分かると思います。

“Watch for children” はどんな意味?

私が見かけた看板とは、これです↓

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watch for children
© nzlife.net

手作り感たっぷりですよね(笑)”WATCH FOR CHILDREN” と書いてありますが、これは何を言いたいのでしょうか?

“watch” のイメージを思い出して下さいね。そして “for” は、何かを求めてというイメージです。

「子どもを求めて注意して見る」が直訳ですが、”5km” と書いてあることから、何のことか想像してみましょう。

これは「子どもが飛び出してくるかもしれないから注意しなさい(ここでは時速5km以下で運転しなさい)」という看板です。

これでピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、”watch” の「見る」以外でよく使われる意味とは「注意する・気をつける・警戒する」です。

「気をつけて」「危ない」の “watch”

「気をつけて」を英語にすると “be careful” が一番最初に思い浮かぶかもしれませんが “watch” も同じぐらいよく使われます。

むしろ、瞬間的な「気をつけて!」「危ない!」や、看板には “watch” の方がよく使われます。

例えば、看板や貼り紙でよく見かけるのが「足元注意」や「頭上注意」のようなもの。”Watch your step”、”Watch your head” と書かれてあるのをよく目にします。

また、包丁やナイフなど指をケガする恐れのあるものを使う場面では “Watch your fingers(指に気をつけて)” と言われたり、妊婦さんや持病がある人はお医者さんから “Watch your weight(体重[の増加]に気をつけなさい)” と言われることもあります。

また、汚い言葉を使ったり生意気なことを言ったりした場合には “Watch your mouth(言葉[口の聞き方]に気をつけなさい)” と言われることもあります。

「危ない!」の定番表現 “Watch out!”

“Watch out!” というのも聞いたことがあるかもしれません。

これはオックスフォード現代英英辞典に、

used to warn somebody about something dangerous

とあるように「危ない!」とか「気をつけて!」といった場合に使われます。

道路を歩いていて車が来たり、身近に何か危険があったりすると “Watch out!” と言われたり、「◯◯に気をつけて」という場合には “Watch out for ◯◯” となります。

“watch” は「注意して見る」という意味だけではなく、そこから派生して「注意する・気をつける」といった意味で使われることも多いので、覚えておくと役に立ちますよ。

これまで “Be careful” ばかり使っていた人は “Watch ◯◯” や “Watch out” も使ってみて下さいね。

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