“How’s your day been?” というフレーズを耳にしたことはありますか?
これ、日常生活の中で結構よく耳にするフレーズなのですが、私は初めて “How’s your day been?” と聞かれた時に意味がわからなくて固まってしまいました。
今回は、そんな “How’s your day been?” の意味と使い方、そして答え方を紹介したいと思います!
“How’s your day been?” とは
英語の挨拶でよく知られているものに、
- How are you?
- How are you doing?
- How’s it going?
などがありますよね。”How’s your day been?” もこれらの仲間で、誰かと顔を合わせた時に使われる挨拶のフレーズです。
私は初めてこのフレーズを耳にした時に「ん?How is? been?」と混乱したのですが、この “How’s” は”How is” ではなく “How has” の略です。つまり、
- How has your day been?
ということですね。ただ、私の感覚では会話の中で “How has your day been?” と言われることはなく、ほぼ100% “How’s your day been?” になります。
“How’s your day been?” の意味と使い方
“How’s your day been?” は、”How are you?” よりも一歩踏み込んで「あなたの1日はこれまでのところどう?」と質問するニュアンスです。
知り合いや友達、会社の同僚などと日中に顔を合わせたときや、店で買い物をした時にレジの店員さんも、ものすごくよく使うフレーズです。似たようなフレーズに、
- How’s(=How is) your day?
- How’s(=How is) your day going?
などがありますが、”How’s your day been?” は現在完了を使っているので、1日が始まってからその時点までの全体を意識した聞き方になります。
なので、このフレーズを使うタイミングというのがあるんです。よく使われるのは昼頃や昼過ぎ、午後といった感じで、1日が始まってしばらく経った時間帯です。
朝や午前中の早いうちはまだ1日が始まったばかりなので、”How’s your day been?” はちょっと不思議な感じになります。そんな時には、
- How’s your morning going?
みたいに言うこともできますよ。逆に、夜は1日を終えるタイミングぐらいになると、
- How was your day?
今日はどうだった?(どんな日だった?)
がよく使われます。
“How’s your day been?” の答え方は?
Yes/No で答える質問ではないので、どんなふうに答えたいか相手やシチュエーションによって決めればOKです。
例えば、相手が親しい人の場合やその人と話をしたいなと思った場合は、
- (It’s been) good/great/fine/alright.
- Not bad.
などと簡潔に答えてから、どんなことをした、どんなことがあったなどを具体的に話せばOKです。
逆に、店員さんなど親しくない人から聞かれてあまり情報を盛り込まずに答えたい場合は、短く答えてから、
- Have you been busy today?
今日は忙しい?
などと相手に質問を振るのもアリです。
相手が親しい人の場合でも、自分が “How’s your day been?” と聞かれて答えたら、相手にも、
- How’s YOUR day been?
- How’s yours been?
あなたはどう?
と聞き返しましょうね。
“How’s your day been?” に限りませんが、英語の挨拶の答え方にイマイチ自信がない…という方は、自分から先に相手に聞いてみることをオススメします。相手がどんなふうに答えるのかをよく観察して、自分の答え方に生かしてみましょう!