メールアドレスや何かのURL、パスワードなどに使われる「記号」って英語で何と言えばいいのか疑問に思ったことはありませんか?
特に「_」や「@」などの記号は日本語で「アンダーバー」「アットマーク」と呼びますが、そのままでは英語ではちょっと通じにくいんです。
さらに、Wifiのパスワードなどを口頭で伝える時なんかにも役立つ「大文字のA」や「小文字のa」の英語表現も合わせて紹介します!
「アンダーバー」「アットマーク」を英語で言うと?
メールアドレスに使われる記号と言えば、
- アンダーバー(_)
- アットマーク(@)
- ドット(.)
- ハイフン(-)
などがありますよね。私自身、ニュージーランドに留学した当初に「メールアドレスを教えて」と言われて、口頭で一文字ずつ伝えないといけなかった時に「こんな表現も英語で言えなかった…」と落ち込んだ経験があります。
「アンダーバー(_)」は英語で “underbar” ではなく、
underscore
と言うのが一般的です。
そして、すべてのメールアドレスに登場する「アットマーク(@)」ですが、この記号は英語で、
at sign
と言います。もしくは “at symbol” と呼ばれることもあります。
ただし、メールアドレスの中に出てくる時には “at” とだけ言います。例えばメールアドレスが「abc@gmail.com」だったとしたら、読み上げる時には、
- a-b-c-at-gmail-dot-com
のように言います。意外に盲点なのが、“at” の発音は /æt/ なので、日本語っぽく「アット」と言うととても伝わりづらいのでご注意ください。
そして、お気付きの通り「ドット(.)」は英語でも “dot” です。
「ハイフン」を英語で言うと?
メールアドレスに「ハイフン(-)」を使われている方はいますか?
「ハイフン」は英語でも、
hyphen
と言います。もしくは、
dash
と言う人もいますよ。
「大文字のA」「小文字のa」は英語で何て言う?
そして、私がニュージーランドで最初に苦戦したのが、カフェで無料のWifiのパスワードを教えてもらう時でした。
店員さんに「無料のWifiある?」と聞いたら「あるよ。パスワードは大文字のA小文字のa、大文字の⚪︎…」のようにナチュラルスピードで言われた時に、全く聞き取れなかったんです。
そもそも最初は「大文字の」「小文字の」の英語での言い方を知らなかったので、聞き取れなくて当たり前でした…。これらはそれぞれ英語で、
大文字の:capital, uppercase
小文字の:lowercase
と言います。パソコンのキーボードに「caps lockキー」というのがありますが、あの「caps」は “capital letters” の略です。
なので「大文字のA」「小文字のa」と言いたい場合は、
- capital A, uppercase A
- lowercase a
のように言いますよ。
最後にちょっとだけ注意点を。“capital”、“uppercase”、“lowercase” はそれぞれ「大文字」「小文字」という名詞でもあるのですが、“capital” だけ「可算名詞(数えられる名詞)」で、“uppercase” と “lowercase” は「数えられない名詞」です。
- Print your name in capitals.
名前を大文字で書いてください - The password is in uppercase/lowercase.
パスワードは大文字/小文字です
今回の内容が英語でメールアドレスやパスワードを伝えたり、聞き取ったりする時に役に立つと嬉しいです!