“have to” と “must” って何が違うんだろう?

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“have to” も “must” も、それぞれの意味はみなさんご存知だと思います。

でも、実際に自分で使うとなると、どっちを使ったらいいか分からない・・・という事ってありませんか?

また、”have to” よりも “must” の方が意味が強いとも聞いたことがありますが、それって本当なんでしょうか?

“have to” も “must” も「〜しなければならない」

という意味だと習いましたよね。

  • You have to study hard.
  • I must go to see the doctor.

どちらも「〜しなければならない」と訳されます。私の記憶では、英語の穴埋め問題のテストで、

I have to go to a party tomorrow.= I (  ) go to a party tomorrow.

のような問題があって、正解が “must” だったような気もします。
全く同じ意味なら、なぜわざわざ2つも表現があるんでしょうか?

しかも、冒頭にも書いたように “must” の方が意味が強いとも聞いたことがあるような気がしますが、さて、違いはいったい何なのでしょうか?

細かいニュアンスの違いが気になる

ちょっと話は逸れますが『間違うのを気にしていたら英語は話せないよ』ってよく聞きませんか?全くその通りだと思います。間違ってもカタコトでもいいから口から出した方が、何も話さないより上達は早いかもしれません。

しかも、英語が第一言語ではない日本人が話すんです。相手のネイティブだって間違った単語を使っても意味は汲み取ってくれるし、先生でもない限り『あなたその文法は間違ってるわよ』なんてわざわざ指摘する人はあまりいないと思います。

でも、できるだけ間違わないようにしたいと思うのも、とてもいい事だと思うんです。

「間違えたら恥ずかしいから」も立派な理由だと思います。間違えたくないからもっと勉強する、もっと細かいところまで知りたいと思う、それってスゴく大切だと私は思います。

なので “have to” と “must” の違いも微妙かもしれませんが、知っていて損はないと思うんです。

気になるその違いは・・・?

今回も English Grammar in Use で調べてみました。
いいテキストですね、ちゃんと《have to と must》というユニットがあります。

まず【have to】はどう定義されているのか見てみましょう。

I have to do something = It is necessary to do it, I am obliged to do it

です。”I am obliged” と言っているので、義務的にしないといけないということですね。何か外部的な要因があって「〜しなくてはいけない」に使われるのが “have to” なんです。

それに対して【must】はこうです。

You can use must to give your own opinion (for example, to say what you think is necessary, or to recommend someone to do something). Have to is also possible

話し手が「しなくてはいけない」と思う意見を表すのが “must” です。

そして、ここで注意が必要なのは最後の一文です。この意味では “have to” も使えるんですね。
話し手の意見を言うための「◯◯しなければならない」は “have to” でも “must” でもいいのですが、自分の意思だということを前面に出したい場合には “must” が使われることが多いように思います。

さらに、English Grammar in Useには、こうも書いてあります。

We use have to (not must) to say what someone is obliged to do. The speaker is not giving his/her own opinion.

自分の意見が入らない、「(誰かが義務的に)◯◯しなければならない」には “have to” しか使えません。

例えばこうです

“I must get up early tomorrow. I have lots to do”
ここは “have to” でもOKですが、”must” の方が「早く起きるんだ」という自分の意思を強くあらわします。

“Susan can’t meet us tomorrow. She must work”
は自然な英語ではありません。ここでは “has to” しか使えないんです。

Women at Work

何となくニュアンスは掴めましたか?

他にも、”must” は規則や指示などにも使われます。

例えば、スーパーなどのセールが期間限定の場合は “Hurry! These deals must end Sunday 30th March” のように “must” がよく使われます。

また、”You must print your name” などと何かの申込用紙に書かれていたら、筆記体ではなく活字体で書きなさいという意味ですね。こんな場合にも “must” が使われます。

違いは微妙

日常の会話の中で「◯◯しなきゃいけない」と言う時は “have to” の方がよく登場する気がします。

外的な要因で「やむを得ずしなきゃいけない」という “have to” を使うことによって、表現に柔らかさを出すことができるという理由もあるようです。

“have to” も “must” も違いは微妙なので、会話の途中で分からなくなったら “have to” を使っていれば無難かもしれませんが、今回紹介したような微妙な違いを知っていれば自分でも自信をもって使えるようになりますね。

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