手先が器用で、何でも上手に作ってしまうような人っていますよね。
そんな人に「器用だね!」と英語で言うとしたら、あなたなら何て言いますか?
今回は「手先が器用」を表すときに私が周りのネイティブからよく耳にする表現を紹介します!
“clever” で表す「手先が器用」
私の周りの人たちが「器用な」を表すときにダントツでよく使う単語があります。それが、”clever” です。
“clever” と言えば「賢い」という意味のほうがよく知られていると思いますが、実は “skillful” という意味もあるんです。これは特にイギリス英語でよく使われるようで、何かを手作りしたときなんかに、
- You are so clever!
みたいに言われたりします。これは「上手な」というニュアンスです。後ろに “with one’s hands” をくっつけて、
- She’s clever with her hands.
で「彼女は器用だ」という意味になります。手は必ず両手なので複数形の “hands” になることに注意してくださいね。
“good”、”talented” で表す「器用」
“clever” を “good” に置き換えた “good with one’s hands” というフレーズでも「手先が器用だ」という意味になります。
これも「(手で)何かを作るのが上手」というニュアンスです。
- He’s always been good with his hands.
彼は昔からずっと手先が器用だ
また、何かを作るのが上手な人に「手先が器用だね」というような場合には、上のようなフレーズにとらわれずに、シンプルに、
- You’re good at making things!
と言ってもニュアンスは伝わるかと思います。
「才能がある」を表す “talented” にも “skilful” という意味があるので、
- You’re so talented!
も何かを上手に作ったりする人に対してよく使うフレーズですよ。
「不器用な」は英語で何て言う?
では、反対に「不器用な」って英語でどう言うのでしょうか?私が一番よく耳にするのは、
- I’m all thumbs.
というフレーズです。これは直訳すると「私は全部親指」ですが、手・指を使って細かいことをするのが苦手な「不器用な」を表す定番のフレーズです。全部親指って面白い表現ですよね。
他には同じ意味で、
- I’m all fingers and thumbs.
とも言いますが、これはイギリス英語でよく使われる表現のようです。
もしくはシンプルに、上の “good with my hands” を否定形にして、
- I’m not good with my hands.
とも言いますよ。”I’m terrible with my hands.” だと、めちゃめちゃ不器用みたいなニュアンスです。
また、何か細かいことをやっているけど上手にできないときに「不器用なんだ」と言うなら、
- I’m not very good at this.
こういうのはあんまり得意じゃない
なんかでも「上手じゃない、得意じゃない」というニュアンスが伝わると思いますよ。