“abroad” と “overseas” の違いは?「海外」を英語で言うと?

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

「海外留学したい」を英語で言おうとして、

  • I want to study abroad.
  • I want to study overseas.

のどちらが正しいのか悩んだことはありませんか?

今回はそんな “abroad” と “overseas” の違いのお話です。間違えやすいポイントも合わせて紹介します!

この記事の目次

“abroad” と “overseas” の違いとは?

冒頭に出てきた “study abroad” と “study overseas” はどちらも「外国で勉強する」という意味では同じです。

ただ、”abroad” と “overseas” にはこんな違いがあります↓

abroad】in or to a foreign country
overseas】to or in a foreign country that is across the sea

ロングマン現代英英辞典より

“abroad” はどんな外国(foreign country)にも使えますが、”overseas” はその字面どおり「海を越えた外国」というニュアンスがあります。日本語の「海外」と似ていますね。

日本やイギリス・オーストラリア・ニュージーランドは島国で周りを海で囲まれているので「外国=海外」ですが、世界を見てみるとそうとは限りません。陸続きの地域では海を越えないで行ける外国がありますよね。そんな国では “abroad” は「自国以外の国で」、”overseas” は「海を渡った外国、海外で」という違いが出てきます。

ここで、冒頭に出てきた2つの文をもう一度見てみましょう。

  • I want to study abroad.
  • I want to study overseas.

「海外留学したい」「外国に留学したい」と日本で言うなら、どちらでもOKですね。ただ、アメリカの人が言うとニュアンスがちょっと変わってきます。

“abroad” と “overseas” の間違えやすいポイント

“abroad” と “overseas” の使い方を見てみましょう。どちらも副詞で、

動詞+abroad/overseas

という形で使われることが多いです。動詞の後ろに置くんですね。そして、意外と間違えやすいのが、

  • go to abroad
  • go to overseas
  • study in abroad
  • study in overseas

のように “to” や “in” をつけてしまうパターンです。上に引用した英英辞書の意味を見ると一目瞭然ですが、”abroad/overseas” にはすでに “in” や “to” の意味が含まれています。

なので、”go to abroad/overseas” や “study in abroad/overseas” は間違いになってしまいます。

このあたりは “go to home” ではなく”go home” が正しいのと同じ理屈ですね(この “home” も副詞です)。

“abroad” と “overseas” の使い方

“abroad” も “overseas” もいろんな動詞にくっつけて使うことができるので、いくつか例をあげてみましょう。

  • Are you going abroad this summer?
  • Are you going overseas this summer?

これらは「今年の夏は外国(海外)に行くの?」という意味になります。日本で聞くならどちらでもOKですが、イタリアにいる人に「外国に行くの?」と聞くなら “abroad” の方がいいです。

同じように「私の姉は外国(海外)に住んでいます」は日本で言うなら、

  • My sister lives abroad.
  • My sister lives overseas.

のどちらでも意味は同じです。”live in abroad/overseas” ではないことも再度確認しておきましょう。

「外国(海外)で働きたい」も同じように “work in abroad/overseas” と間違えやすいですが、

  • I want to work abroad.
  • I want to work overseas.

となります。そして「外国(海外)に行ったことはありますか?」は、

  • Have you ever been abroad?
  • Have you ever been overseas?

のように言えます。相手が島国の人ならどちらも同じように使えます。また、これも “been to abroad/overseas” と間違えやすいですが “to” は必要ありません。特定の国名や地名を入れるなら “Have you ever been to Hawaii?(ハワイに行ったことはありますか?)” のようにもちろん “to” が必要ですよ。

もう一つの “abroad” と “overseas” の違い

最後にもう一つ、”abroad” と “overseas” の違いをさらっと紹介したいと思います。

この2つは副詞で使うことが圧倒的に多いですが、”overseas” は形容詞として使われることもあります。ところが、”abroad” に形容詞はありません。

例えば「海外の銀行口座」は “overseas bank account” と言えるものの、”abroad bank account” とは言いません。

他にも、辞書には “overseas students” という表現も載っています。ただ「海外留学生」は “international students” と言うことのほうが多いかなと思います。

“abroad” と “overseas” の違いに迷ったら参考にしてみてくださいね。

よければシェア・保存してね
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事の目次