目立つのが好きな人もいれば、嫌いな人もいますよね。
人から注目されるのが心地よいと感じるか、嫌だと感じるかは人それぞれです。うちの子は人から注目されたり、目立つのが好きではないようなので、学校のちょっとしたイベントでさえも人から注目されるようなことはやりたがりません。
今回はこんな「注目されるのが苦手、目立つのが嫌い」や反対に「注目されるのが好き、目立ちたがり屋」をとっても簡単な英語で表す方法を紹介します!
「目立つ」は英語で “stand out”?
「目立つ」を和英辞書で調べてみると、”stand out” というフレーズが出てくると思います。これは、
to be very easy to see or notice
(ロングマン現代英英辞典)
という意味で、簡単にいうと「パーンと目に入ってくる」という「目立つ」を表します。
例えば、黄色い壁の建物や高い塔、もしくは洋服が派手で勝手に目に入ってくるような「目立つ」や、履歴書や作品などが他の人のものよりも良くて「抜きん出ている」場合なんかによく使います。
人が「目立つ」にも使える表現なので私も使っていたのですが「人から注目されるのが嫌い」を表す時にはなんとなくしっくりこないでいました。
そんなある日、ピッタリの表現を耳にしたんです。
「目立つのが嫌い」を英語で言うと?
娘の友人のお母さんと「うちの子は人から注目されたり、目立つのが好きではないのよね」と話していた時のこと。そのお母さんが「うちの子も目立つの嫌いなのよ」とサラッと言った表現が、
- She doesn’t like attention.
だったんです。”not like attention” だけで「注目される(目立つ)のが好きじゃない、苦手」が表せてしまうんですね。
“attention” といえば “pay attention(注意を払う)” というフレーズを学校で習った覚えがありませんか?実は、人から集める「注目」や寄せられる「関心」という意味もあるんです。
なので「”attention” が好きじゃない=人から注目されるのが嫌い、目立つのが嫌い」という意味になるんですね。
- Shy people don’t like attention.
シャイな人は注目されるのが好きじゃない - I hate speaking in public because I don’t like attention.
目立つのが好きではないので人前で話すのは大嫌いだ
この表現を初めて耳にした時にスッと腑に落ちたのですが、それ以来、何度か目にしたり耳にする機会がありました。
「目立ちたがり屋」も “attention” で表せる
この “attention” を使えば「人から注目されるのが好き」「目立ちたがり屋」も簡単に表せてしまいます。例えば、
- She loves attention.
は人から注目されるのが好きな人のことを表します。他にも、
- He loves being the centre of attention.
- She’s an attention-seeker.
なども「みんなから注目されるのが好き」、「”attention” を “seek(得ようとする)” 人=人から注目されたがる人」というニュアンスの表現です。
人から注目されるのが「好き/嫌い(苦手)」を表せるシンプルな表現なので、ぜひ会話に役立ててみてください!