“on my way”。
このフレーズを学校で習った記憶がある方も多いのではないでしょうか。
ニュージーランドで生活していて気付いたのですが、ネイティブはこの “on my way” というフレーズをとってもよく使います。
そこで今回は “on my way” や “on one’s way” の意味と使い方を紹介したいと思います!
“on my way” は「〜の途中で」
“on my way” や “on my way to 〜” は「(〜に行く)途中で」という意味だと習いましたよね。例えば、
- I fell over on my way to work.
仕事に行く途中で転びました - I’m on my way home.
家に帰る途中です
(*この “home” は「家に」という意味の副詞なので to は要りません)
みたいな感じです。”on” なので、どこかに向かう道の上にいる→その途中というニュアンスを感じ取ってくださいね。
この「〜の途中で」を表すときにももちろんよく使われますが、ネイティブは、
・I’m on my way.
・On my way.
だけで使うこともとても多いんです。
“I’m on my way.” の意味と使い方
“I’m on my way.” もしくは、”I’m” を省略した “On my way.” はメールや電話でよく使う表現で、
- 「今向かっています」
- 「そっちに向かってるよ」
- 「今出たところ」
を表すときに使われます。これも「今向かっている途中です」というのが直訳で、どこかに行く道の上にいるイメージですね。なので、誰かと待ち合わせをしているけどまだ会えてないような場合に、
- Where you at? −I’m on my way. I’ll be there in 5 minutes.
「どこにいるの?」「今向かってるところ。あと5分で着くよ」 - I just got a call from Ben. He’s on his way.
ちょうどBenから電話あったよ。今こっちに向かってるって。
みたいに使います。自分一人ではなく、複数人で「そっちに向かってるところ」と言う場合には、”on our way” になりますよ。
家を出てから目的の場所にたどり着くまで、どの地点にいても “on my/our way” に変わりはないのですが、上の例文のように誰かに聞かれて答える場合と違って、自分から待ち合わせ相手に、
- I’m on my way.
- On my way.
のようにメールを送る場合には「今出ました」「今から向かいます」といったニュアンスで使うことが多いように思います。
カジュアルなメールでは “Omy” のように略すこともありますよ。
“on my way” のもう一つの意味
“I’m on my way.” は、向かっている途中の「今向かっています」ですが、実はまだ出発していなくても使えるんです。
例えば、電話で「今すぐ来て」と言われたとしましょう。そんな時にも、
- I’m on my way.
と返事することができるんです。こんな場合は「すぐ行きます」「すぐ出ます」「これから向かいます」みたいな意味になります。
実際にはまだ出発していなくても、”I’m on my way” と言いながら、向かう道の上にすでに一歩を踏み出している姿をイメージすると分かりやすいかもしれません。
“I’m on my way.” も “On my way.” もとってもよく使う表現なので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。