こないだウエハースを食べました。ウエハースは派手さに欠ける地味なお菓子というイメージが拭えませんが、皆さんは好きですか?
私は昔から大好きで、特にキットカットやエリーゼみたいにチョコレートと合わさったウエハースは最高です。その昔はビックリマンチョコもシールを集めつつ、あのチョコウエハースも大好きでした。
そんなウエハース、英語で何て言うのか知っていますか?「ウエハース」では絶対に通じないんです。
「ウエハース」を英語で言うと?
「ウエハース」って英語で書こうとしてもスペルが全く思い浮かばなくないですか?それもそのはず「ウエハース」は英語で言うと、
wafer
なんです。「ウエハース」と全然違いますよね。ウエハースが “wafer” だと初めて知ったときは驚愕でした。なんで日本語では「ウエハース」なんて呼び方になったのでしょうか…。
発音はそのまま読んで /ˈweɪ.fə(r)/ で、それが複数形になって “wafers” なんですね。無理やりカタカナで書くとしたら「ウェイファーズ」みたいな感じです。
「ウエハース」はビスケット?
もう一つ私が驚いたウエハースのお話ですが、ニュージーランドではウエハースも “biscuit” の一種なんです。ビスケットとウエハースって全然違うものというイメージですよね。
でも “wafer” の定義を辞書で見てみると、こんなことが書いてあります↓
a very thin, dry biscuit that is often sweet
(Cambridge Dictionary)
とても薄くて乾燥したビスケット、たいてい甘い。と書かれてあります。
以前に “cookie” と “biscuit” の違いのコラムでも紹介しましたが、イギリス英語ではクッキーやビスケットなどの甘い焼き菓子はたいてい “biscuit” と呼ぶので、ウエハースもその仲間なんですね。
老舗ビスケットブランドの詰め合わせにも “PINK WAFER” が入っていました↓
KitKat(キットカット)の発音は?
もう一つ、ウエハースにまつわる余談を。
ウエハースが入ったチョコレート菓子といえば、キットカットですよね。ニュージーランドではA4を三つ折りにしたぐらいのサイズも売っているので、日本でキットカットを買って開けてみると、その小ささに驚きました。
そんなキットカットは日本語では「キットカット」と言いますが、それだと英語では通じません。KitKatの英語の発音はこんな感じです↓
「キッキャッ」みたいに聞こえますよね。Katの部分は「カット」ではなく「キャッt」です。
ちなみに、上の動画のキットカットはニュージーランドで販売されているものですが、あの「ミロ(MILO)」が入っています。「ミロ」の発音もニュージーランドに来てから驚いたことの一つですが「マイロ」と発音しますよ。