「不適切」って英語で何て言う?

「不適切」といえば、ドラマの『不適切にもほどがある!』を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、

  • 不適切な発言・コメント
  • 不適切な服装
  • 不適切な行為
  • 不適切なコンテンツ
  • 〜は不適切だ

のように日常的にも使われる言葉ですよね。誰かが不適切発言をして辞任・辞職に追いやられると、それが大きなニュースになったりもします。

そこで今回は「不適切な」を英語で表す時によく使われる表現を紹介します。

目次

「不適切な」を英語で言うと?

「不適切な」を表す際に必ずと言っていいほど使われる単語。それは、

inappropriate

です。

過去には、東京オリンピック大会組織委員長だった人が不適切発言で辞任に追い込まれたことがありましたが、その時にIOC (International Olympic Committee) が出した声明が、

The recent comments of Tokyo 2020 President Mori were absolutely inappropriate and in contradiction to the IOC’s commitments and the reforms of its Olympic Agenda 2020.

(www.olympic.org)

です。“absolutely inappropriate” とありますね。こんなふうに “absolutely(まったく、完全に)” で強調されることも多いですが、

  • inappropriate remarks:不適切な発言
  • the comments were inappropriate:コメントは不適切であった

のように「不適切な」を表す際には、この “inappropriate” がとてもよく使われます。

“inappropriate” の読み方と意味は?

“inappropriate” って長くて舌を噛みそうな単語ですよね。私は初めてこの単語を知ったときにどう読めばいいのかわかりませんでした。

発音はイギリス英語で /ˌɪn.əˈprəʊ.pri.ət/、アメリカ英語で /ˌɪn.əˈproʊ.pri.ət/ となり、アクセントは第3音節の “-pro-” の部分にあります。

意味的な区切りとしては “in-appropriate” に分かれて、“appropriate” が「適切な、ふさわしい」という意味の単語です。
これに「〜を欠いた」「〜が無い」「〜でない」を表す接頭辞 “in-” がくっついて「inappropriate=不適切な」という意味になるんですね。英英辞書では、

unsuitable, esp. for the particular time, place, or situation

Cambridge Dictionary

と定義されていて、シチュエーションや時・場所に適していないという意味になります。これは発言に限らず、行動や服装などにも使われる単語ですよ。

  • inappropriate behaviour:不適切な行為
  • inappropriate relationship:不適切な関係
  • inappropriate content:不適切なコンテンツ
  • inappropriate attire/clothing:不適切な服装、服
  • It would be inappropriate for me to comment on this matter.
    この件について私がコメントするのは不適切(適切ではない)だろう
  • The language used in the video is inappropriate for children.
    ビデオで使われている言葉は子どもに不適切だ

「女性蔑視発言」「人種差別発言」を英語で言うと?

最後に、「不適切発言」としてよく槍玉にあげられる「女性蔑視発言、性差別的発言」「人種差別的な発言」「侮辱的発言」の英語表現を見てみましょう。

これらはニュース記事などで目にする機会も多いですが、報道ではこんな言葉がよく使われています↓

  • sexist remarks:女性蔑視発言、性差別的発言
  • racist remarks:人種差別的発言
  • derogatory remarks:侮辱的な発言

“sexist” とは「性差別的な、性差別主義の、性差別主義者」という意味なので、“sexist remarks” 自体は女性蔑視に限らず「性差別発言」という意味になります。

また「女性蔑視発言」を直訳した “derogatory remarks about women” という言い方もありますよ。

“derogatory” が「侮辱的な、軽蔑的な」という意味なので、“about” の後ろを入れ替えて、例えば “derogatory remarks about immigrants/ gay people” のように様々な「〜を侮辱する発言、〜蔑視発言」を表す場合にも使われます。

■ “inappropriate” の “in-” について詳しくはこちらで解説しています↓

■「辞任に追い込まれた」って英語で何て言う?

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