ネイティブがよく使う “fright” ってどんな意味?

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“fright” という単語を耳にしたことはありますか?

飛行機などの空を飛ぶ「フライト(flight)」ではありません。”r” の “fright” です。

私自身、日本ではあまり聞いたことがありませんでしたが、ニュージーランドでは結構よく耳にした単語です。

今回はそんな “fright” の意味と、普段よく使う “give 〜 a fright”、”get a fright” というフレーズを紹介します!

この記事の目次

“fright” の意味とは?

以前、ニュージーランド航空がハロウィンの時期にちょっと面白いfacebookの投稿をしていました。

それがコレです↓文章をよく見てみてくださいね。

韻を踏んでいるのが分かりましたか?

Night flights and Southern Lights, what a special sight… But look too closely and you’ll get a fright

では、これってどんな意味なのでしょうか?

  • night flights → 夜のフライト
  • the Southern Lights (=aurora australis) → 南極光、オーロラ
  • special sight → 特別な光景・眺め

なんて特別な光景なんでしょうと言いつつ、よーく見てみると “you’ll get a fright” だよということですね。

これは「(恐怖で)ビックリする」という意味なんです。…よーく見るとオーロラの中に箒に乗った魔女が写っていますよね。

“fright” の意味は「恐怖」

“fright” の意味を英英辞書で確認してみると、こんなふうに書かれています↓

a sudden feeling of fear

ロングマン現代英英辞典

突然襲ってくる「恐怖」のことですね。

例えば、ドアが急にバタン!と大きな音を立てて閉まったら、ビックリして心臓がバクバクしますよね。そんな突然の「恐怖」を “fright” と言います。

“frighten(怖がらせる)” や “be frightened(怖がる)”、”frightening(恐ろしい)” という単語をご存じの方もいると思いますが、どれも「恐怖」にまつわる仲間の言葉ですね。

The Fright

“fright” の使い方

この “fright” は、”give 〜 a fright(〜をビックリさせる)” というフレーズでよく耳にします。突然ビックリさせて恐怖を与えるというニュアンスです。

例えば、娘の幼稚園でこんなことがありました。目が痛いと言って泣いていた娘の背後に1人の先生がいました。その先生は娘がそこにいたのに気付いておらず、突然大声で他の子どもたちを注意した後に、娘が泣いているのに気付いて、

  • Did I give her a fright?
    私がビックリさせちゃった?

と私に聞いてきました。この時は違ったのですが、誰かに突然ビックリさせられて恐怖を感じたときには、

  • You gave me such a fright!
    もー、ビックリしたよ!

のように言ったり、上に出てきたAir New Zealandの投稿のように “get a fright(ビックリする)” を使って、

  • I got such a fright when the fire alarm went off in the middle of the night.
    真夜中に火災報知器が鳴ってビックリした
  • “I’m fine. I just got a fright.” she said.
    「大丈夫、ビックリしただけだよ」と彼女は言った

みたいに使うこともあります。

ただの「驚き」の「ビックリ」ではなく、「突然の恐怖でビックリした」を表すときに役に立つ単語なので、ぜひ覚えて使ってみてください!

ちなみに “get/have stage fright” は「(緊張で)あがる」という意味になります。ステージで(人前で話すような場合に)緊張する・あがるといったニュアンスで、これには “a” がつかないので注意です。

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