線路と道路が交差している場所を「踏切」と言いますよね。
この「踏切」って英語でサラッと言えますか?
あわせて「遮断機」「警報機」「線路」の英語表現も紹介します!
「踏切」を英語で言うと?
「踏切」は英語で言うと、
- level crossing
- railway crossing
- rail crossing
などがニュージーランドではよく使われます。ただ、これはイギリス英語の言い方で、アメリカ英語では、
- grade crossing
- railroad crossing
と言うようです。”railroad” と “railway” はどちらも「線路、鉄道」を表すときに使われる単語で、アメリカ英語かイギリス英語かの違いです。
“crossing” ってどんな意味?
上で紹介した「踏切」の英語にはどれも “crossing” がついていますよね。
では、”crossing” ってどんな意味なのでしょうか?”crossing” とは、
a place where you can safely cross a road, railway, river etc
(ロングマン現代英英辞典)
道路や線路、川などを安全に渡れる場所を意味します。なので、
- 道路を安全に渡れる場所=横断歩道:pedestrian crossing
- 線路を安全に渡れる場所=踏切:railway crossing
なんですね(”pedestrian” は「歩行者(の)」)。
ちなみにイギリス英語で「踏切」を表す “level crossing” は、線路と道路が同じレベル(高さ)なので、こう呼ばれるそうです。
「遮断機」「線路」を英語で言うと?
踏切に関連したボキャブラリーを少し。
踏切には遮断機があったり、電車が近づいてくるとカンカンと警報機が鳴って、赤い2つのランプが交互に点滅しますよね。これらを英語で言うときは、
- 遮断機: level crossing barriers、barrier arms
- 警報機のランプ:(flashing) lights
- 警報機の音:(warning) bells
みたいに呼ばれていますが、国や地域によって違うかもしれません。また、踏切の話をしていると明らかに分かる場合には、
- The barrier arms were down.
遮断機は下りていました - The lights were flashing.
警報機のランプが点滅していました - The bells were ringing/sounding.
警報機が(カンカン)鳴っていました
みたいに簡単に言えます。そうでない場合は “lights/bells at a level crossing” のように言えばOKですね。
ちなみに、電車が走る「線路」を英語で言うと、
- train tracks
- railway tracks
などをよく耳にします。これも話の流れでは “track(s)” だけでも十分通じますよ。