「ミンチ」「ヒレ」「ロース」は英語で?|英語っぽいのに通じない単語たち13 お肉編

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今回は、先日スーパーでふと気になった食材「お肉」に関する英語を取り上げてみたいと思います!

スーパーでパックに詰められて売られているお肉って、部位の名前が「ヒレ」「ロース」のようにカタカナで書かれていることがありますよね。これらは英語でも通じるのでしょうか?

今回は、「お肉」に関するカタカナ表記を取り上げたいと思います!

「ミンチ」って英語で何て言う?

「ミンチ」とは、説明するまでもなく「挽き肉」のことですよね。

日本語では「ひき肉」のところを、わざわざ「ミンチ」と言っているぐらいなので “minch” とかで通じそうな気もします。

でも、残念ながら「ミンチ」は英語では通じないんです。もちろん “minch” でもありません。

私の住んでいるニュージーランド(イギリス英語圏)では、

mince

と呼ばれていて、発音は「ミンス」です。スーパーではラベルに、

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  • beef mince:牛挽き肉
  • pork mince:豚挽き肉
  • chicken mince:鶏挽き肉

と書かれており、ニュージーランドらしく “lamb mince” までスーパーで買えたりしますが、日本で簡単に手に入る「合挽き肉」は売っていません。

もともと “mince” とは動詞で「(肉・野菜などを)細かく刻む」という意味がありますが、名詞になると「挽き肉」になります。

Bacon Cheese Burger

イギリス英語圏では “mince” と呼ばれるのに対して、アメリカ英語では、

  • ground beef:牛ひき肉
  • ground pork:豚ひき肉

のように、”ground” という単語が使われることが多いです。

これは「すりつぶす・砕く」「(肉を)挽く」という意味の “grind” の過去分詞形ですね。

お肉の部位「ヒレ」の英語名は?

日本語では「ヒレ肉」と言い、関西の方では「ヘレ」と呼ぶこともありますが、そもそも「ヒレ」って何なのでしょう?

Wikipediaによると、牛や豚など食用家畜の大腰筋を表すフランス語の “filet”、英語の “fillet” から来ているそうですが、英英辞書で “fillet” をひいてみると、こう書いてあります。

a fleshy boneless piece of meat from near the loins or the ribs of an animal

「腰や肋(あばら)辺りから取れる骨なしの肉」ということですね。

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牛・豚の「ヒレ肉」と日本語で呼ばれるものは、一般的には英語で、

beef tenderloin
pork tenderloin

と呼ばれますが、ニュージーランドでは “beef eye-fillet” や “pork fillet” と呼ばれることも多いです。

「ロース」は英語で何て言う?

「ロース」もカタカナだし、何となく英語で通じそうな感じがしますよね。
でも、英語で「ロース」は通じません。

日本語の「ロース」とは肩から腰にかけての背中側のお肉のことを指します。

牛の「ロース肉」にあたるものは、

chuck:肩ロース
rib-eye/ribeye:リブロース

と呼ばれます。名前に “eye” が入っているのが不思議ですよね。

ニュージーランドでは、リブロースは “Scotch fillet” という名前で見かけることも多いですが、普通のスーパーで薄切りのお肉にお目にかかることはありません。基本は全部厚切りです。

「ヒレ肉」が “fillet” から来ているのと違って「ロース肉」と “rib-eye” って音が全然似ていませんよね。

「ロース」は実は英語の “roast” から来ているとも言われていて、ローストに適した部位という意味だそうです(Wikipedia調べ)。

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ちなみに、豚のロース肉は 、

pork loin

と呼ばれます。

beef cuts
© nzlife.net

肉の部位名は英語で知っていると結構役に立つ

日本で生活していると、普段はお肉を英語で注文することはほとんどないですが、海外のスーパーでお肉を買う時や、レストランでメニューを読む時は覚えていると役に立ちますよ!

私自身、ニュージーランドで生活するようになってスーパーでお肉を買う時にどの部位が何なのか全く分からず、見た目で柔らかそう・堅そうという判断で買ってみて、何回か失敗したこともあります。

レストランでメニューから選ぶ時にも、”sirloin” なら馴染みがありますが “rib eye” と言われると分からなかったりしますよね。

一番最初に出てきた “mince” や “ground meat” もぜひ覚えておいて下さいね!

ちなみに「部位」は “cut(s) of beef” や “beef cut(s)” のように言いますよ。

「英語っぽいのに通じない単語」シリーズ

こんな感じで、英語っぽいのに通じない単語たちを少しずつ紹介しているこのシリーズ。

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次の「通じない単語たちシリーズ14」には、「アンケート」や「ベビーカー」などの和製英語が登場します!↓

■■シリーズを通して読んでみたい方は、こちらからどうぞ!

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