「それ、しようと思ってた(ところ)」
「私も同じこと言おうと思った」
「聞こうと思ってたの」
「電話しようと思ってたんだけど」
のような「〜しようと思ってた」って日常生活でよく言いませんか?
これを英語で言うと、どうなるのでしょうか?
「思ってた」ですが、”think” は使わないナチュラルな表現を紹介します!
「〜しようと思ってた」は英語で?
こないだ、友達とちょっとプライベートな話をしていると、私が言ったことに対して友達が、
- I was gonna ask that!
と言ったんです。
“gonna” は “going to” のくだけた言い方なので、これは “I was going to ask you that!” ということになるのですが、この “was going to 〜” が「〜しようと思っていた」を表すときにとってもよく使われるんです。
つまり、友達は「それ、聞こうと思ってたのよ!」と言ったんですね。
“was going to do 〜” で表す「〜しようと思っていた」
「〜しようと思っていた」は、例えばよくこんなふうに使います↓
- それ言おうと思ってたんだよね
I was gonna say that.
I was going to say that. - それしようと思ってたんだ
I was gonna do that.
I was going to do that. - 私も同じこと聞こうと思ってたの
I was gonna ask you the same thing.
I was going to ask you the same thing. - 言おうと思ってたんだけど
I was gonna tell you.
I was going to tell you. - 電話しようと思ってたの
I was gonna call you.
I was going to call you.
みたいな感じですね。日本語にすると「思っていた」になることが多いですが、”I think” の過去形 “I tought” ではなく、”I was going to do 〜” で表すのがナチュラルです。
“I’m going to do 〜” は「〜するつもり」という意味がありますが、それの過去形で「〜するつもりだった=〜しようと思っていた」ということですね。
“was going to 〜” はめちゃくちゃよく使う
この “was going to do” は「しようと思っていたけどしなかった」ことに使うのがポイントです。
意図的にしなかったのか、もしくは何か理由があってできなかったのかもしれませんが、とにかく「やろうと思っていながらも、やらなかったこと」に対して使います。
例えば「部屋を片付けなさい!」と親に言われて「やろうと思ってたのに」と言うときや、自分が何かをやろうとしていたのに他の人が先にやってしまった場合なんかに、
- I was gonna do that.
と言ったり、自分が言おうとしたことを他の人が先に言った場合なんかに、
- I was gonna say that.
みたいに使います。
また、何かをしようと思っていたけどプランが変更になって「〜しなかった」を表す場合にもとてもよく使われますよ。例えば、
- John was going to come with us but he got sick.
ジョンも来ようと思ってた(来る予定だった)けど体調が悪くなったんだ - I was gonna make pancakes but realized I didn’t have any eggs.
パンケーキを作ろうと思ったけど卵がないことに気付いた
のような感じですね。会話では本当によく使う表現なので、”I’m going to do” の使い方とともに “was going to do” も使いこなせると会話に役立つこと間違いなしです!
■”will” と “be going to” の違いはこちら↓
■”was going to do 〜” はこちらでも詳しく紹介しています↓
■「ずっと〜しようと思ってた」というニュアンスなら、別の表現方法もあります↓
■日本人が “I think” を使いすぎるのはなぜ?