“mint condition” という英語表現をご存じでしょうか?
この “mint” とは、ハーブの「ミント」とはちょっと違います。
さらに、“make a mint” や “He’s minted.”、“That’s mint.” のような使い方など、“mint” のいろんな意味もあわせて紹介します!
“mint condition” の使い方の例
皆さんはメルカリのような中古品のフリマアプリやオークションサイトを利用していますか?
私はニュージーランドに住んでいた時、現地のオークションサイトやFacebookマーケットプレイスという個人売買のサービスをよく利用していたのですが、それらのサイトでよく目にする表現が、
- Queen bed – mint condition
- iPhone 16 in mint condition
- **Mint condition** Leather Jacket
- Nike Shoes, only worn twice and in mint condition
- 60 Pokémon cards all in mint condition
のような、
(in) mint condition
です。これってどんな状態のことを言うのでしょうか?
“in mint condition” の意味とは
“in mint condition” とは、中古品に対して使われる表現で、
新品のような
新品同様の
を意味します。英英辞書で引いてみると、
perfect, as if new
Cambridge Dictionary
と書かれていて、未使用の新品ではないけど、傷のない新品のような完璧な状態であることを “in mint condition” と言います。
なので、上のような中古品のオークション・フリマサイトでとてもよく目にするんですね。“(in) mint condition” と書かれていれば、状態がとてもいいものと考えて大丈夫です。
特に切手を “mint” と表現する場合は「未使用の」という意味にもなりますよ。

“mint” の「ミント」以外の意味
実は “mint” にはハーブの「ミント」や、上で紹介した以外にもいくつかの意味があります。
まず一つ目は、
ミントタブレット、ミントキャンディー
という意味です。口臭が気になる時や眠気覚ましに食べるやつですね。一粒で “a mint”、複数で “mints” と言いますよ。
- Would you like a mint?
ミントタブレットいる?
みたいな感じで使います。ちなみに、植物のハーブの「ミント」は数えられないので “a” も複数形の “-s” も付きません。
そして、“mint” はお金関係の意味で使われると、
(コイン)を鋳造する
造幣局
という意味にもなります。動詞で使うと「(コイン)を鋳造する」、名詞だと「(コインを鋳造する)造幣局」ということです。
- The Royal Canadian Mint is the current supplier of all New Zealand coins. Our 10 cent, 20 cent, 50 cent, $1 and $2 coins are minted (or produced) in Canada. −Reserve Bank of New Zealand
カナダ造幣局が現在のニュージーランドのすべての硬貨のサプライヤーです。(中略)硬貨はカナダで鋳造(製造)されています
日本の造幣局は英語で “Japan Mint” と言います。「日本のミント」ではないのでご注意を。
また、お金関連でインフォーマルな表現をもう一つ挙げると、“a mint” で、
大金、多額のお金
という意味もあり、
- He made a mint when he sold his business.
彼は事業を売却した時に大もうけした
みたいに使われたり、形容詞の “minted” はスラングで、
大金持ちの
といった意味にもなります。
- He must be minted.
彼は大金持ちに違いない
みたいな感じですね。
最後に、もう一つスラングの “mint” の意味を紹介すると、イギリス英語圏の国では、
最高
すごくいい
かっこいい
みたいな意味でも使われます。“excellent” とか “fantastic”、“brilliant”、“awesome”、“cool” みたいなニュアンスです。例えば、
- Those shoes are mint! Where did you get them?
その靴、超かっこいいね!どこで買ったの? - That’s mint!
いいね!
ニュージーランドでは “Mint as.” みたいな使い方もしますよ。
最初に紹介した “mint condition” は鋳造されたばかりのコインのような「完璧な状態」というところから来ているようで、この “perfect” のニュアンスを引き継いでいるのが、最後のスラングの使い方かなと思います。










