特に急ぎではないけど「〜してください」「〜してくれませんか?」と相手に依頼する時、どんなふうにお願いしますか?
「お手隙の際で結構です」や「お時間のある時で結構です」なんていうふうに言ったりしますよね。
こういった「お手隙の際に」「お時間のある時に」って英語でどう言うのでしょうか?
「お手隙の際に」を英語で言うと?
特に仕事・ビジネスでは相手に何かをお願いする時に、
- お手隙の際に
- お時間がある時に
- 手が空いている時に
はよく使う表現だと思います。「お手隙の際で結構ですので折り返しお電話いただけますか?」のように、忙しい中でちょっと時間ができた時にみたいなニュアンスですよね。
これを英語で “when you are free” と言ってしまうと「暇な時に」という意味になってしまいます。それは言いたいこととはちょっと違いますよね。
- when you have time
- when you can
でもいいのですが、他にもっとよく使われる表現があるんです。
“when you get a chance” で表す「お手隙の際に」
「お手隙の際に」「お時間ある時に」を表す英語表現に、
when you get a chance
というフレーズがあって、これがよく使われるんです。「時間がある時に」を「機会がある時に」と表現するんですね。
これを「〜してもらえますか?」の表現にプラスして使うと、ソフトにお願いする丁寧な表現になります。「ちょっと○○する時間(機会)がある時に」というニュアンスなので「急がなくていいですよ」というメッセージを付け加えることで柔らかいお願い方法になるというわけですね。
大至急お願いします!みたいな内容のお願いには向いていませんが、忙しい相手に対して厚かましくならないように控えめにお願いしたいなぁなんていう場合には最適です。依頼していたことをやんわりと催促したい場合なんかにも使えますよ。
“when you get a chance” の使い方
「急ぎではないけど〜して欲しい」と丁寧にお願いしたい時に使います。例えば、
- When you get a chance, can you give me a call back?
お手隙の際に折り返しお電話いただけますか? - Could you forward me the email when you get a chance?
お手隙の際にそのメールを転送いただけますか? - Please let me know when you get a chance.
お時間のある時にお知らせください
みたいな感じで、”when you get a chance” は最初に持ってきても後ろに持ってきてもOKです!
日本では「お手隙の際に」と言われても割とすぐに対応することが多いように思いますが、海外の人に同じことを期待してはいけません。お願いする内容によってはハッキリと「○日までに〜してください」と伝えないと対応してもらえないことが多々あるので、日本的な言い方に囚われすぎないのも大切かと思います。