吐き気がしたり胃がムカムカしたりする「気分が悪い」や「気持ち悪い」って英語で言えますか?
これが意外と間違えやすいんです。
“I feel bad.” や “I have a bad feeling” で「気分が悪い」を表せそうですが、これはどちらも別の意味に受け取られることが多いフレーズです。
気分が悪い時に英語が通じなくて困らないように「気分が悪い」の英語表現をおさらいしてみましょう!
「気分が悪い」を英語で言うと?
「気分が悪い」を英語にしようとすると “feel” とか “bad” という単語が真っ先に思い浮かぶかもしれません。ところが、実はよく使われる決まった言い方があるんです。それは、
- I feel sick.
- I’m feeling sick.
です。”sick” には「病気の」という意味もありますが、”feel sick” になると「気分が悪い」「気持ち悪い」を表す定番の表現なので、このまま覚えてしまいましょう。
「吐きそう」と言いたい場合には、
- I feel like I’m going to throw up.
とも言えますが、ハッキリ言う必要がある場合以外はちょっとダイレクトすぎるかもしれません。逆に “I feel sick.” よりもオブラートに包んだ感じの、
- I’m not feeling well.
は「体調が良くないです」を表します。これは吐きそう・胃がムカムカするというニュアンスに限定しない「体調が良くない」なので、気持ち悪さを伝えたいなら “feel sick” がいいかなと思います。
■「体調が悪い」の他の英語表現はこちらで紹介しています↓
“I feel bad.” の意味とは?
「気分が悪い」の意味で “I feed bad.” と言うと、状況によって伝わらなくはないと思いますが、別の意味だと受け取られる可能性があります。
その理由は “feel bad” は、こんな意味で使われることが多いからです↓
- 申し訳なく思う
- 悪いと思う(罪悪感を感じる)
- 気の毒に思う
- 気分を害する
つまり、自分の気分や体調を表すのではなくて、誰か(何か)に対する申し訳ない気持ちやきまりの悪い思い・罪悪感・後悔なんかを表す「悪いと感じる」に使うんですね。
- I forgot her birthday. I feel bad.
彼女の誕生日忘れちゃたんだ。なんだか悪いな - I feel bad about what I said and I apologise.
私が言ったことは悪かったと思ってる。謝るよ - I feel bad about eating junk food.
ジャンクフードを食べるのに罪悪感がある - I feel bad for him because it wasn’t his fault.
彼がかわいそうだ。彼のせいじゃなかったから
“have a bad feeling” の意味とは?
では「気分が悪い」を “I have a bad feeling” と言ったら、実際にはどんな意味で伝わると思いますか?
これは「悪い予感がする」という意味になるんです。
- I have a bad feeling about this.
は「悪い予感がする」「嫌な予感がする」を表す定番のフレーズなので、丸ごと覚えてしまいましょう!