友達と会う予定だったけど、どうしても外せない予定が入ってしまった…。
急な予定が入ってしまって、アポに行けなくなってしまった…。
などなど、シチュエーションは様々ですが「予定・約束を延期する」ことって日常的にありますよね。
そんな「延期してもらえますか?」と言う場合、英語ではどんな表現を使うのでしょうか?
“postpone” で表す「延期する」
私が友達と会う約束をしていて、友達が「延期してもらえる?」とメールで送ってくる場合によく使っているのは、
postpone
という単語です。この単語、私は少しカタい表現だと思っていましたが、実際には意外に普通に使われているのを耳にします。
では、例えば友達と食事に行く約束をしていたとして、”postpone” を使って「金曜日に延期してもらえる?」を表現してみましょう。
“Can you postpone 〜?” でしょうか?それとも “Can I postpone 〜?” でしょうか?
日本語では主語を言わないことも多いので、英語にする時に悩むかもしれません。でも、実はこんな場合には “Can we postpone 〜?” が使われることが多いんです。
そして「金曜日に」を “to Friday” と言ってしまいがちですが、私の周りでは “until Friday” のように “until” を使う人の方が圧倒的に多いです(辞書には “to” が載っていることもあるので間違いではないと思います)。
- Can we postpone our dinner until Friday?
夕食の予定、金曜日に延期してもらえる?
でバッチリですね。
口語では “put off” もよく使われる
以前にもコラムで書いたことがありますが、ネイティブは会話ではシンプルな単語を使うことが多いです。
「延期する」も “put” という単語を使って、”put off” で表現することができます。意味は、
to change something to a later time or date
で「会議は一週間延期されました」と言う場合には、
- The meeting has been put off for a week.
のようになります。
また、この “put off” は「ちょっとやりたくないなぁ」というような事を後回しにする場合にもよく使われます。
皆さんの中に、歯医者に行くのをずっと先延ばしにしているような人はいませんか?そんな人は、
- I‘ve been putting off going to the dentist (for years).
なんていうふうに表現できますよ。
「予定を変更してもらえますか?」を英語で言うと?
「(予定を)延期してもらえますか?」と言いたい場合に、上で紹介した「延期する」という意味の英単語・フレーズに固執する必要はありません。もっと他にも言い方があります。
日本語でも「(日程を)変更してもらえる?」と言うことがありますよね。
英語でも “postpone” や “put off” を使わずに、”change” や “reschedule” という単語を使うことも多いです。
例えば、上に出てきた「(ご飯を食べに行く約束を)金曜日に延期してもらえる?」と言う場合には、
- Can we change our dinner to Friday?
と言うこともできますよね。
また、ビジネスなどでアポの変更をお願いする場合には “reschedule” もよく使われます。
都合がつかなくなった事を伝えた後には必ず代わりの日程を提案するのがマナーなので、そんな時には、
- Could we reschedule (for Friday)?
なんかも使えます。
「延期する」の英語表現はいろいろある
ビジネスでは “postpone” や “reschedule” などがよく使われますが、友達との約束やカジュアルな会話では表現にこだわりすぎる必要もないと思います。
例えば、会う約束だったけど延期してもらいたい時には、都合が悪くなってしまった事を伝えてから、
- Can I see you on Friday instead?
代わりに、金曜日に会えるかな?
などで十分伝わります。
また、予定や約束をキャンセルしたり延期してもらう場合には、ただ「延期してください」ではなく、理由を伝えるのも忘れないようにしましょう!
■予定を前にずらす「前倒し」、後ろにずらす「後ろ倒し」の英語表現はこちら↓
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