今月の上旬、ニュージーランド南島のある地域が大洪水に見舞われました。
そのニュースを伝える動画に “stay put” というフレーズが登場していたのですが、この “stay put” ってどんな意味だと思いますか?
意外とよく使われるこのフレーズの意味と使い方を見てみましょう。
“stay put” が使われていたニュース
大雨による大洪水に見舞われたのは、ホエールウォッチングができることで有名な観光地カイコウラという町です。
その周辺地域も含めて大雨・洪水で非常事態宣言が出されたのですが、避難指示も出ており、住民たちが避難した地域もありました。
そんなニュースを伝えているのが、以下のニュース動画です。
道路状況や警報の状況、停電への備えなどを伝えた後、最後あたりに “stay put” というフレーズが出てきます↓
聞き取れましたか?
Take care out there, and if you don’t need to be on the roads, it’s a good day to stay put.
と言っていましたね。「気をつけて、運転する(運転して出かける)必要がないなら、今日は stay put するのがいいですよ」ということです。
さぁ、どんな意味なのかもう想像できましたよね。
“stay put” の意味
“stay put” とは、カジュアルな口語で使われるこんな意味のフレーズなんです↓
to remain in one place and not move
ロングマン現代英英辞典
「その場所にとどまって動かない」「今いる場所から動かない」「どこにも行かないでその場じっとしている」という意味です。
“stay” と “put” という2つの動詞が並んでいて不思議な感じがするかもしれませんが、この “put” は過去分詞です。“stay focused” なんかと同じ形容詞的な使い方です。
つまり、上のニュースキャスターさんは「不要不急の用事がないなら家でじっとしているのがいい日ですよ」みたいなことを言っていたんですね。日本語では「家でおとなしくしている」という表現もありますが、まさにそんな感じです。
“stay put” の使い方
“stay put” は「その場を離れないでじっとしている」と言う時や、誰かに向かって「どこにも行かないでここで(そこで)じっとしてて」と言う時によく使われます。
- Stay put until I get back.
私が戻ってくるまでここでじっとしてて - Stay put! I’ll come get you.
動かないでそこにいて(じっとしてて)!迎えにいくから - Go home and stay put.
家に帰ってじっとしてなさい - They stayed put and waited for help to come.
彼らはその場から動かずに、救助が来るのを待った - I have a cold, so I’m just going to stay put this weekend.
風邪引いてるから今週末は家でおとなしくしてるよ
他にも、「その土地から離れない」というニュアンスの「引っ越さずにその土地にとどまる」を表す場合や、プロのスポーツ選手が「移籍しない」「チームにとどまる」を表すニュースでも使われます。
ちょっと似ている表現に “stay still” というのがありますが、これは「身動きせずにじっとしている」という意味で「静止している」というニュアンスです。
それに対して “stay put” は「一つの場所にとどまっている」という意味の「じっとしている」なので、ちょっと違いますね。
■ニュース動画に出てきた「停電」の英語表現はこちらで紹介しています↓
■「警報が出ている」を英語で言うと?
■「避難指示」「避難勧告」「避難する」など、災害時に役立つ英語表現はこちらで紹介しています↓













