何かショッキングなお知らせを聞いたり、何か良くないことが起こると「凹む」ことってありますよね。
「凹む（へこむ）」という日本語は「落ち込む」とも、少しニュアンスが違うなかなか他に置き換えにくい言葉なんですけど、それを英語でいいたいときはどうしたら良いでしょう？
「凹む」を英語で言うにはどうしたら良い？
「凹む」を英語にしようとしたとき “depress” を思い浮かべた人いますか？
以前、ニュージーランドの語学学校に通っていたとき、お弁当を忘れた生徒が「凹んだ」のつもりで “I’m so depressed” と言ったことがありました。すると先生は「お弁当を忘れたときは “depressed” とは言わない」と言っていました。
“depressed” という形容詞は、名詞になると “depression” つまり「憂鬱」とか「鬱」という意味になります。つまり「お弁当を忘れた」という軽く落ち込む程度では “depressed” は使わないんですね。
（中には “depressed” が当てはまるくらいの食いしん坊もいるかもしれませんけどね）
その代わりに使ったら良いよと教わった言葉が、今回紹介したい言葉の “down” です。具体的な例文を見てみるとこんな感じです。
I’m a little down because I forgot to bring lunch today.
ちょっと凹んでます。なぜならお昼を持ってくるのを忘れたからです
もし “depressed” を使う場合は、このくらい深刻なシチュエーションになります。
She’s been depressed because she didn’t pass the final exam.
彼女は最終試験を通らなかったので、凹んでいます
他にも “depressed” ほどではなく、一時的に落ち込む場合に “bummed” も使われます。
“bummed” は英英辞書を見ると “annoyed, upset, disappointed” と書いてあるので、ニュアンスとして少し「苛立ち」みたいなものが含まれているのがわかりますね。
He’s bummed because the event was cancelled.
彼はイベントがキャンセルになって凹んでいます
今日のまとめ
個人的には一番シンプルで、絶対に忘れることのない単語”down”を使うのがいいかな？と思います。
また敢えて “depressed” を使うことで、ものすごいショックだということを表すこともできるので、わざと使ってみるのもいいですね。
繰り返しフレーズに触れて復習しましょう！
何かを覚えるとき、復習をすると学習効果がすごく高いそうです。
そこで、【1分英語】シリーズでは、「前回」「3話前」「10話前」に出てきたフレーズを穴埋め形式にして紹介していきます。
単語の最初の一文字目だけわかるようにしました。それと「 _ 」の数が単語の文字数になっています。なんだっけ…と思い出せないときはヒントとして使ってみてください。
前回からの出題
「お邪魔します」の代わりに使える表現を2つ紹介しました。
どんな表現だったでしょう？
答えは「お邪魔します」と「お邪魔しました」は英語でなんていう？をご覧ください。
3話前からの出題
「選ぶ」としてよく知られているchoose、select、pickを使った下記の例文を見て、それぞれにどのようなニュアンスが含まれているでしょう。
- I picked the birthday present for my girlfriend
- I chose the birthday present for my girlfriend
- I selected the birthday present for my girlfriend
答えはChoose・Select・Pickの違いって何だろう？をご覧ください。
10話前からの出題
以下の5つの「寒い」の表現のニュアンスを思い出せますか？
cool、cold、chilly、nippy、crisp
答えは「Coldの代わりに使える「寒い」の表現5選」をご覧ください。
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