似てる単語 strange,weird,odd の違いは何?|1分英語

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今回は「似てる単語」の違いを紐解いてみたいと思います。

「変な」とか「変わった」という意味で使われる単語はいくつかあります。
その中でもよく使われる “strange”、”weird”、そして “odd” の違い、分かりますか?

ある程度英語に慣れてくると、口にしてみて「この場合は strange」とか「ここで odd を使うのは変」と感覚で分かったりするのですが、その感覚を身に付けるまでずいぶん時間がかかってしまいます。

そこで、今日は似ているようでどこか違う “strange”、”weird” そして “odd” の違いを紹介します。

この記事の目次

strange, weird, oddの違いって何だろう?

Newtown wallart

まずは「strange/weird/odd」の意味を1つずつ見てみましょう。

“strange” の意味

“strange” をCollins Dictionaryで調べてみると以下のように書かれていました。

1. unusual, or extraordinary in appearance, effect, manner etc
普通でない、見た目や雰囲気、態度などが並外れたこと
2. not known, seen, or experienced before
過去に知らない、見たことがない、経験したことがない
3. not easily explained
説明しにくい

つまり、自分たちが普段見たり聞いたりしている事(人)でなかったり、言葉で説明しにくい「変わった」「変な」を指すようですね。「不思議」というニュアンスが近いかもしれません。

“strange” は単に「普通とは違う」という事実を表す単語なので、ネガティブなニュアンスとは限りません。

“weird” の意味

それでは次に、”weird” をLongman Dictionaryで見てみましょう。

[informal] very strange and unusual, and difficult to understand or explain
とてもstrangeで普通じゃない、理解・説明しがたい

日本語だと、ちょっと説明できないような「奇妙な」「妙な」という意味の「変な」にとてもよく使われます。インフォーマルな単語というのも大きなポイントです。

“odd” の意味

最後に “odd” も見てみましょう。

different from what is normal or expected, especially in a way that you disapprove of or cannot understand
普通もしくは予期していたのと違う、良いと思わなかったり理解できなかったりといった意味で

つまり “odd” は「普通はこうなのにそうじゃないなんて変」という否定的な「変」を表します。

3つを比べてみましょう

辞書の意味だけを見てもわかりにくいので、意味を比べてみましょう。

A:Have you seen the new guy?
新しいスタッフ見た(会った)?
B:No, I haven’t but why?
まだだけど、どうして?
A:He looks a bit _
彼、ちょっと見た目が変わってるんだよね

日本語では「変わってる」の一言で片付けられるかもしれないこんなシチュエーションの会話。
ここで “strange” と “weird”、それと “odd” のどれを使うかで「新しいスタッフ」がどう変なのかが少しだけ違ってきます。

“strange” の場合、説明はできなくても「何か変わった人」という意味で使われています。

そして “weird” は、もっと「得体の知れない奇妙さ」のある人。場合によっては「気味が悪い」というニュアンスを含む「変な人」なんですね。

そして最後の “odd” は、見た目や性格もしくは言動が普通と違って「変」で、否定的なニュアンスです。

今日のまとめ

どう使い分けて良いかわかりにくい場合は、”strange” が最も一般的でシチュエーションを選ばない単語なので、とりあえずは “strange” を使って表現すれば大きな間違いはありません。

ただ、カジュアルな普段の会話では “weird” の出番が多いようにも感じます。

実は「変わった」「変な」という意味の言葉はこれ以外にも幾つかあるので、それらはまた別の機会に紹介したいと思います。

繰り返しフレーズに触れて復習しましょう!

何かを覚えるとき、復習をすると学習効果がすごく高いそうです。
そこで、【1分英語】シリーズでは、「前回」「3話前」「10話前」に出てきたフレーズを穴埋め形式にして紹介していきます。

単語の最初の一文字目だけわかるようにしました。それと「 _ 」の数が単語の文字数になっています。なんだっけ…と思い出せないときはヒントとして使ってみてください。

前回からの出題

「中毒」という表現を3パターン紹介しました。
それらの表現を使って「僕はチョコレート中毒です」を英語にしてみましょう。

答えは「〜中毒」を英語で言うための3つの言い回しをご覧ください。

3話前からの出題

「なるほどね!」を英語にする表現を2つ紹介しました。
何と何だったか思い出せますか?

答えは「なるほどね!」にピッタリな英語表現をご覧ください。

10話前からの出題

「気のせいだよ」を英語にしてみましょう。

It’s your i__________

「気のせいかもしれないけど、なんか今日は見た感じが違うね」を英語にしてみましょう。

M____ it’s j___ m_ but you look different today

答えは「「気のせいだよ」を英語でいう2つの方法」をご覧ください。

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