カフェはスラングの宝庫

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

日本人は何かと言葉を省略するのが好きですよね。
例えば「ビーチサンダル」を「ビーサン」と呼んだり、「スマートフォン」に至っては「スマホ」と言う人の方が多いぐらいだと思います。

そんな日本語に対して、英語は略されることが少ない印象がありませんか?

でも、そんなことはありません。
特にニュージーランド人やオーストラリア人は、単語を短くするのがとっても好きです。

短くなった単語はいろんなところで登場しますが、旅行者や非ネイティブにとっては分かりにくかったりしますよね。

そこで今回は、カフェや日常生活でよく使われているスラングの略語を紹介します。
ニュージーランド旅行やオーストラリア旅行で役に立つかもしれませんよ!

この記事の目次

“brekkie” って何のこと?

午前中にカフェに行ったりすると、ウェイトレスさんがやって来てこう言います。

“Hi guys! Are you after brekkie or just coffee?””

あなたが女性でもギョっとしないで下さいね。”guys” は複数人に対する呼びかけとして、男性だけでなく女性にも使われます。カジュアルですが、いろんなところで耳にする呼びかけです。

問題はその後の “brekkie” です。
私がこれを初めて聞いた時は “brekkie” が分からず聞き返してしまいましたが、これがスラングなんです。

“brekkie” とは “breakfast” のこと。
ウェイトレスさんは「朝食ですか?それともお茶だけですか?」と聞いていたんですね。

朝食を食べるか食べないかによって渡されるメニューが違ったりするので、ニュージーランドやオーストラリアのカフェでは、この “Are you after some brekkie/lunch?” と聞かれることも少なくありません。

■この “after” の意味と使い方はこちらをご覧ください↓

謎の食べ物? “toastie”

toastie” という単語を聞いたことはありますか?
“toast” に “-ie” がついているので「トースト」のことかと思いきや、ちょっと違うんです。

これは、カフェで食べられる軽食の定番で、正式名称は “toasted sandwich” と言います。

その正体は、名前の通り「こんがり焼かれたサンドウィッチ」簡単に言うと「ホットサンド」です。

具にはチーズが欠かせません。他にハム、トマトなどを一緒に挟んで、そのまま焼いて食べるだけなのですが、ニュージーランド人は本当に “toastie(s)” が大好きです。

私の住んでいる街のカフェにも “toastie of the day” がありました(壁の黒板)↓

© nzlife.net

ちなみに、日本のホットサンドのように、具を入れてパンの縁を閉じて焼くタイプのものはオーストラリアでは “jaffle(s)” と呼ばれています。

こんなのもあり? “sammie”

次もニュージーランドではよく聞くスラング、”sammie” です。”sarnie” とも言います。
カフェで出てきたり、お弁当に入っていたり、家で作ることもある、この “sammie” や “sarnie” って何だと思いますか?

“sa”しか、原型をとどめていないのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、正解は “sandwich” でした。

カフェのメニューにも、堂々と登場しています↓

© nzlife.net

ここからは、ちょっとだけ “sandwich” のお話。
“sandwich” は、日本人が発音した時に「全く通じない」ことがよくあります。

私はニュージーランドに来たばかりの時、サンドイッチを注文するのがイヤでした。全然通じないんです。
でも、次の3つのポイントで通じるようになりますよ↓

  1. 「サンド」の「サ」に全力でアクセントを置く
  2. 「ド」を強く言わない
  3. 「イッチ」ではなく「ウィッチ」

「サンウィッチ」みたいに聞こえるはずです。「サ」にアクセントを忘れずに。

“-ie” で終わればスラングの可能性

ニュージーランドやオーストラリア、イギリス英語には “-ie” や “-y” で終わるスラングが本当にたくさんあります。

  • BBQ → barbie
  • football → footie
  • biscuit → bicky/bikky
  • mosquito → mozzie
  • bottled beer → stubby
  • Australian → Aussie
  • husband → hubby
  • TV → telly
  • kindergarten → kindy

みたいな感じです。響きはかわいいですが、意味を知らないと頭に「?」しか浮かびません。

今回は旅行にも役立つ、カフェでよく耳にする3つを紹介しましたが、ニュージーランドやオーストラリアで “-ie” で終わる知らない単語が出てきたら、スラングの可能性が高いので、現地の人に聞いてみてくださいね。

以下のコラムではスラングの略語をクイズ形式で紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください!

■ネイティブがよく使うスラングを紹介したコラム一覧はこちらからご覧いただけます。

よければシェア・保存してね
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事の目次