間違えやすい “go off” の意味とは?

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“off” という単語にどんなイメージを持っていますか?

テレビなどを消すのを “turn off” と言ったり、電気で動くものにはスイッチのところに “on/off” と書いてあったりしますよね。

そんな “off” のイメージって、何となく「作動していない」みたいなイメージがないですか?

今回のコラムは、そんなイメージを持っているとちょっと間違えやすい “go off” というフレーズを紹介します!

この記事の目次

“off” の基本的なイメージ

“off” にはいろんな意味があるのですが、主なものを挙げてみると、

  • (時間的・空間的に)離れて、隔たって
  • (ある場所から)向こうへ、出発して、立ち去って
  • (仕事などを)休んで
  • (作用・機能が)切れて、止まって

などがあります。そして、これらの “off” を2つの大きなイメージに分けてみると、

  1. 「離れたところ(へ)」というイメージ
  2. 「機能・活動していない」というイメージ

になると思います。

では、以下の文章はどんな意味だと思いますか?

  • My alarm didn’t go off this morning.

「アラームが “go off” しなかった」とは?

“my alarm” は「目覚ましのアラーム」、そして “this morning” は「今朝」ですよね。

問題は “go off” です。これは今朝目覚ましがどうだったと言っているのでしょうか?

上に登場した “off” のイメージから想像すると、”off” に “go” しなかったので「目覚ましのアラームが止まらなかった」というイメージが思い浮かびませんか?

でも、実はこれが違うんです。

  • My alarm didn’t go off this morning.
    今朝、目覚ましが鳴らなかった

という意味になります。

“go off” の意味とは?

“go off” の意味を英英辞書で見てみると、こんなことが書いてあります↓

(of an alarm) begin to sound
(of a gun, bomb, or similar device) explode or fire

(オックスフォード新英英辞典)

「(アラームが)鳴り始める」と書いてありますよね。

“go off” は目覚ましのアラーム以外に、火災報知器(fire alarm)や自動車の盗難防止アラームが「鳴る」場合にも使われます。

「アラームが鳴る(鳴り出す)」を英語にしなさいと言われると、電話が「鳴る」の “ring” が思い浮かぶかもしれませんが、実は “go off” で表されることがとても多いんです。

また、”go off” は銃が「発射される」や爆弾が花火が「爆発する、破裂する」を表すときにも使われます。

“go off” はイメージで覚える

アラームが大きな音で鳴り出したり、銃や爆弾・花火が「バンッ」と発射されたり爆発するのに共通するイメージは「外へ・遠くへ」何かが放出されていく感じです。

そのイメージと、”off” のイメージが重なれば「アラームが鳴り出す」という “go off” の使い方にそれほど違和感はないのですが、知らないと「go off=電源がオフになる」というイメージをもってしまうと思います。

これを機会に、アラームは “go off” で「鳴り出す」と覚えてしまいましょう!

■”go off” には「腐る、悪くなる」という意味もあります↓

覚えておきたい “off” を使ったフレーズ

知っているとかなり使える “off” についてもう少し詳しく知りたい方は、以下のコラムのもどうぞ!↓




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