「パートナー」って何?ちょっとした文化の違い

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私がニュージーランドに来て、いろんな人と話す機会が増えるにつれて、ちょっとした違和感を感じる英単語がありました。

それが今日のタイトルにもなっている「パートナー」です。

最近ではどうなのかよく分かりませんが、私が日本で英語を勉強していた時には “partner” という英単語をどうやって使うのかなど、教わったりテキストで読んだりしたことはありませんでした。

でも、ニュージーランドでは何かと “partner” という単語が登場するんです。
そんな “partner” って、一体どう使われるのでしょうか?

最近目にした “partner”

このコラムを書くきっかけにもなったのが、最近私が経験した “partner” にまつわるお話です。

まだ子どもが生まれる前、夫婦で出席する両親学級に申し込みをしました。
インターネット上でフォームに入力して送信ボタンを押すだけだったのですが、その申込書の記入欄に “partner” の文字が。

まず「申込者氏名」の欄があり、その下は “Partner’s Name” となっていたんです。

そもそも夫婦で参加することが前提なので “wife” や “husband” という単語が出てきてもおかしくないものの、これらの単語は申込書のどこにも見当たりませんでした。

そもそも “partner” って何?

日本で英語を学ぶ時には「配偶者や恋人を指して “partner” と言います」と教わることはほとんどないですよね。その代わりに “wife”、”husband”、”boyfriend”、”girlfriend” という単語は誰でも知っています。

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これが私がニュージーランドに来て “partner” を耳にする度に違和感があった理由なんだと思います。

“partner” をオックスフォード新英英辞典で引いてみたところ、

either member of a married couple or of an established unmarried couple

となっているように、婚姻関係にある相手や結婚していなくても伴侶とする相手を指して使います。

また、同性カップルの場合にもよく使われるので、”partner” という単語は「奥さん、旦那さん、彼氏、彼女」など、あらゆる可能性を含んでいます。

Couple

私が日本を出て気付いたことは、海外には「結婚」という形にとらわれずに、一生を共にする人たちもたくさんいる、ということでした。

なので、子どもが生まれたからといって両親が「夫」と「妻」であるとは限りません。また、同性婚が合法ではない国では同性カップルは結婚したくてもできないまま “partner” として一生を共にしたりしています。

そんな時にオールマイティーに使えるのが “partner” という単語なんですね。

結婚しているのか分からないカップルに対しても “your wife” や “your husband” を使うよりも “your partner” の方が無難かもしれません。

ちょっと注意も必要

ただ、結婚している人が自分の配偶者のことを “partner” と表現することもありますが、これは当人が言う場合に限ります。

結婚していると明らかに分かっている人に向かっては “your partner” とは言わずに、やはり “your husband” や “your wife” という表現の方が適切です。

Italian wedding

また、これもニュージーランドに来てから実感したのですが、旦那さんが奥さんのことを話す場合、最初でこそ “my wife” と言いますが、その後はファーストネームで言うことがとても多いです。その逆も同じです。

隣に住む男性とよく立ち話をしていて、話の中に彼の奥さんのことが出てきた時にも “my wife” と言わずに、必ず名前で “Susie” と言っています。日本なら「ちょっと奥さんに聞いとくね」というようなセリフも “I’ll ask my wife” ではなく “I’ll ask Susie” と言うんです。

なので、こちらとしてもいつまでも名前を覚えないで “your wife” という言い方をしていると、ちょっと失礼になってしまいます。

これは “partner” でも同じです。”your partner” という言い方をするのは名前を知らない場合で、名前を知っている場合は必ず名前で呼びます。

ファーストネームで呼ぶという習慣に慣れない日本人にとっては、慣れるまで戸惑いますが「ファーストネームで呼ぶ」ということは、とっても大切です。いったん慣れてしまえば “your wife”、”your husband” や “your partner” と使い分けずに済むのでラクチンな面もあります。

テキストには載っていないこともある

こういった “partner” や “wife”、”husband” といった使い分けなどは英語テキストにも載っていないので、実際に体験してみないと分かりにくかったりします。

私も実際に経験するまで全く知らなかった、日本との習慣の違いのようなものがたくさんあるので、そんなことも今後のコラムで書いていきたいと思っています。

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