教科書には載っていない “nail” の使い方

“Long time no see” を使わないネイティブの「久しぶり」
日本人が陥りがちな間違い “can” と “do”
覚えておきたい、こんな “over” の使い方

スポンサーリンク

“nail” と言えば、何を思い浮かべますか?

「爪」を英語で言うと “nail” ですよね。他にも「釘(くぎ)」という意味もありました。

でも「爪」でも「釘」でもなく、会話の中でよく使われるスラングに “nail” があるんです。

今回は、ちょっと日本語にしにくい、そんな “nail” を取り上げたいと思います。

“nail” を動詞で使うと?

今回紹介するスラングの “nail” は動詞として会話に登場します。
“nail” には「くぎを打つ」という動詞の意味もありましたが、それではありません。

意味やニュアンスは後ほど紹介するとして、まずはどんな感じで使われるのか、例を挙げてみましょう。

例えば、テストで高得点を取った時。友達が「テストどうだった?」と聞いてきて、あなたが「95点だったよ」と言ったら、友達は “Wow, you nailed it!” と言うかもしれません。

または『America’s Got Talent』のようなオーディション番組でも “You nailed it!” はよく登場します。
挑戦者が歌やギターを披露して、それが素晴らしかった時は審査員たちは “That was excellent. You absolutely nailed it!” とコメントするでしょう。

あるいは友達に「カルボナーラを作って」とリクエストされて、作ってみたらとっても美味しく完璧にできた時。あなたは “I nailed it” と言えるんです。

Nailed

スポンサーリンク

さて、どんなニュアンスなのか何となく分かりましたか?

褒める時によく使われます

冒頭にも書いた通り、この “nail” の使い方はとっても日本語に訳しにくいんです。

最初のテストで高得点のシチュエーションでは「やったじゃん!」「バッチリだね!」と訳せるかもしれません。
でも、次のオーディション番組のシチュエーションでは「完璧!」という日本語にしてもおかしくないし、最後のカルボナーラのくだりでは「上手くいった」とも言い換えられます。

そんな “nail” に共通するのは、

to achieve something or do something right

という意味です(オックスフォード現代英英辞典)。

何かを達成したり、何かを完璧にバッチリこなした時なんかにとってもよく使われます。英語で言う “You got it right!” や “You did it perfectly!” みたいな感じです。

なので “You nailed it!” は褒め言葉として「バッチリだね!」「完璧だね!」のようなニュアンスで使われることが多く、”I/We nailed it” となると「自分(たち)はバッチリ完璧に上手くやったよ」みたいな感じになります。

Opposable Thumbs Up Monkey
© Clint

他にも使える「褒めるフレーズ」

“You nailed it” は「何かの本質をバッチリ捉える = 完璧な」というニュアンスがあるので、そういった意味では “bang on” という表現にも似ているかもしれません。

“bang on” は日本語言うところの「どんぴしゃの」といった “exactly right” という意味です。

また、友達が何かを上手く達成した時には「わぁ、すごいね!」「よくやったね!」などと褒めますよね。

英語でも “Well done!”、”Good job!”、”Excellent!” などが定番の褒め言葉として使われますが、”Well done! You nailed it!” のようにつなげて使うこともできます。

テレビ番組やドラマ・映画でも耳にする

今回紹介した “nail” の動詞の使い方は日本人にはあまり馴染みがない上に、とっても日本語にしづらいので、実際に使われているのを見たり聞いたりするのが一番だと思います。

そうすると何となくニュアンスが掴めるようになってくるので、どんな場面で使うのか肌で分かるようになります。

必ず覚えておきたい表現ではないかもしれませんが、とっても英語らしい表現なので、頭の片隅に置いておいて、いつか耳にした時にでも思い出してもらえると嬉しいです!

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

COMMENTS